お金の色を気にしているか | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

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世間から老舗と呼ばれている会社/お店/その経営者/伝統文化を扱っている職人に。

みなさん、マルチレベルマーケティングってご存知でしょうか。頭文字をとってMLMと表現されています。または、ネットワークビジネスと聞くとなんとなくピンとくるかもしれませんね。どちらも昔からある不労所得・権利収入を謳ったマルチ商法です。

マルチ商法のすべてが違法かといえばそうではありません。しかし、大抵(というかほぼすべて)は親会員が儲かる仕組みになっているのは知っていますよね。

 

そんなネットワークビジネスを今年に入って2回勧誘を受けました。なんていうんでしょうか。そもそも人間はお金が大好きということを前提に話をしてくるのが一番カンに触るところです。

お金に色は無いと思っている人はどんな方法でもいいんでしょうが僕はそうではありません。

 

お金には色があります。商売人としてこれは絶対にゆずれない部分とも言えます。

 

自分の儲けのために人のお金を巻き上げるような輩が“自分は事業主だ”と言った瞬間に席を立ちたくなります。

 

僕らもお金はいただきます。僕らに無料の仕事は正直ありません。でもそこは柔軟にやっていけばいいことではあります。まずは自分たちが儲かるとかの前にお客様によくなってもらわなければなりません。内容によってはよくなる結果がすぐ出ないかもしれません。でもそこがお金をいただく前提です。

 

彼らのマルチ商法はお構いなしです。

 

「指宿さん、お金が自動的に入ってくる権利収入っていいと思いませんか?」

 

この時の相手は本当に真面目に会社をやっていた方で、でも事業が上手くいかなくなってしまってとっても大変な状況というところまでは風のうわさで聞いていた方でした。

その方とは二人でたまに食事して面倒をみてもらったことも何度もあったのでマルチの話になったときは、悲しい気持ちになりました。

 

で、そんな質問をされたんです。

ちょっと聞かせてください。とそこは答えました。

 

「15万円で権利が買えるので、やってくれませんか?」とダイレクトにその方は言ってきました。

 

その15万円で○○さんは助かるんですか?僕が15万払えば現状はよくなるんですか?と聞き返しました。

 

「やってくれたらうれしい。自分にも権利収入が入ってくるし、指宿さんも収入を得る権利が持てるので。」そう言われました。

 

じゃあ、15万円あげます。で、僕の権利分を○○さんの収入に全部してってください。その代りこの15万円で縁をスパッと切りますのでそれは理解してください。では振込先を教えてください。と僕は言ったわけです。(内心は15万円超痛い・・・と思ってましたが)

 

「指宿さんはお金要らないんですか?本当にいいんですか?」と言いました。

 

いいです。それで○○さんが助かって気が済むなら、それでいいです。と僕は答えました。

 

「指宿さん、やっぱりいいです。無かったことにしてください。聞かなかったことにしてください。変な話をしてすみませんでした。目が覚めました。」とその方は言いました。

 

 

お金には色がある、僕はそう本気で思っています。