A/B(スプリット)テストという広告効果(サイト効果)を高める手法があります。
特に目新しさはありませんがWeb運用の基本になります。
理屈は簡単です。
Aの表示とBの表示ではどちらが効果が高かったか数値化をするだけです。良い方を残して新たにCの表示と比較していくだけです。別にAとBとCと複数になっても同時に計っていくことが可能です。
要は良い物を残してく手法です。これを繰り返していけば少しずつ状況を変えていくこができます。
理屈は簡単でしたね。
問題はこれを誰がやるのか、です。
専任担当者がいて自社でデザインも作れたりするなら運用環境が整っている訳ですから問題ありません。しかしそういう会社はまだまだ少ないのが現状ですし、人を増やすなら本業の方を優先させるでしょう。そうなると本業とサイト管理の兼任になり運用が滞っていくのです。
例えばディスプレイ広告で言えば広告用バナーをAのパターンとBのパターンで作成します。
ここまではヤル気があればすぐに出来ます。
A案とB案が固まったら、A案で約10ほどのサイズ違いでバナーをデザインしていきます。そしてBも同様にします。この時点でバナーは20個ほど作っています。
これでA/Bテストのバナーの準備が終わりました。
次に広告設定をおこないます。
表示させたいサイトや不要なサイトを選別して広告をコントロールするわけです。これをしないと無駄な広告にお金が掛かってしまいパフォーマンスが得られません。
広告設定が終わったらようやく配信です。
配信させてから放置ではダメです。しばらくは配信チェックをするようになります。予算と表示数とクリック率と・・・見て行く項目が多くあり、想定とどう異なっているか確認が必要です。
広告調整をおこなってから、一定期間(短期間)AとBの広告を走らせます。
期日が来たところで数値を取ります。
数値も広告管理から出力させるだけでなく、Webサイト側のアクセス解析からも必要な情報を抜き取る必要があります。これをしなければ次につなげられなくなるからです。
数値はあくまで結果でありそこで一喜一憂していては身がもちません。なぜなら運用が始まったばかりですから。
数値化のあとは仮説・発想タイムです。
発想が終わったら具体的にC案を作っていくようになります。
C案が固まったらまた10パターン程のサイズでバナーを作成して広告を走らせます。
ここまで概ね1ヵ月間くらい、作成するバナーは3種類×10個=30個ほどになります。
広告を出しているその間に、サイト側の改善をして0.01%でも目標数字に近づけさせていきます。
これをベースとしてずっと繰り返して行きます。そして目的達成のために出来る事を様々組み合わせて施策していくわけです。
この記事は分かりやすく広告をプラスさせた運用を一つのベースとして書いていますが、お客様の運用スタイル次第でそのベースが変わり、やり方も当然変わっていきます。
このようにお客様にあわせた運用のベースを作り、実際に動かしていく仕事をしています。