ご要望にお応えするお仕事について | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

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世間から老舗と呼ばれている会社/お店/その経営者/伝統文化を扱っている職人に。

「お客様のご要望にお応えします。」という宣伝文句を良くみかけると思います。
これに関して違和感を感じています。

お客様のご要望とは、お客様にはすでに望むべき事が明らかになっていることが前提条件です。
たとえば、家に置くための家具が欲しい場合には確かに具体的なイメージがあるでしょう。その場合にはご要望という言葉がピッタリになります。

では、たとえば墓石や仏壇といった普段買う事もなければ検討する機会も少ない物に対して“ご要望”は存在するのかどうか考えてしまいます。

ましてや、そういったものには個人的な趣味で選べない理由もありますのでご要望というか、買って良い物と悪い物、選択の余地や検討するポイントが家庭によって変わってくるはずなので、自分の要望という感じではないと思いませんか?

仏壇以外にも、自分の要望云々ではない買い物というのはいくらでもあると思います。しかし、売り手は口を揃えて「ご要望にお応えします」と言っています。専門性を活かした柔軟な対応が出来ることを伝えたいのだと思いますが、もう少しピンとくる伝え方をしていかなければここに相談してみようと思う動機に繋がりづらいです。

ウチの売りは、社員力・柔軟な対応と言っている会社さんは自社のウェブサイトやパンフレットを一度見返してみてくださいね。もしかしたら見当違いな事が書いてあるかも知れませんよ。