優秀な人だから大事にされない | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

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世間から老舗と呼ばれている会社/お店/その経営者/伝統文化を扱っている職人に。

先日、僕の友人Mさんが勤めていた会社を辞めました。

僕は友人と思って接していましたが、彼は病気で入院していたこと、ストレスや悩みを抱え込んでいて人に話せなかったとこ、そして精神的にも参っていたことを一言も言わずに、その会社を去り、僕の前からもいなくなりました。

元々ずば抜けて頭の良い彼ですから、彼には彼なりに色々あったのでしょう。僕らでは見えないこと、感じないことにも敏感になってしまったり。

そんなMさんとの出会いは今からちょうど9年前くらいになります。

ビジネスマンの集まる交流会というのに知人に誘われて行ったのがきっかけで、物凄く気さく話し掛けてきて、えっどっかで以前お会いした人だっけかと勘違いをしたことを今でも覚えています。
(文面が暗いし、過去形、回想的なのですが、Mさんは亡くなった訳ではありません!)

お会いしたときにはいつも明るくて見た目からイジられやすいタイプだったのもあり、大体話題の中心になっていました。
あるとき、二人でお酒を飲んでいたらMさんがこう言いました。
「自分はイジられやすいのは自覚しているし、それでも良いと思ってる。」
「けど、たまに悪意を感じるイジというのもあって、その時は凄くバカにされた気分なってしまう。」
「そんな気分になっていても、明るく振舞うのは本当は辛いんだ。」
「正直、勉強とか学力で言えば自分の方が多分できてしまう。」
「そういう風に人を見下してしまうことのある、自分のプライドが嫌になる。」

Mさんの弱音というか本音を聞いた瞬間でした。

Mさんは、人のために自己犠牲ができるとても素晴らしい人格です。
また、とても行動的であることから色んな方面から調整役を任されていると聞いていました。

きっと会社の中でもそういう立ち位置にいたんだと思います。

明るく社交的かつ主体的に動いて常に行動的、色んな調整をしていたMさん。でも実はちょっと打たれ弱かったんです。

目の前にいる人は、本当に自分が思っているとおりの人ですか?
目の前の社員のことを本当に理解できていますか?

ちなみに僕は出来ていません(苦笑)

以前の記事にも書きましたが、普段から優秀な人はついつい頼ってしまって「消耗」してしまうんです。

イメージとしたら石油と同じ感覚ですよね。

資源として限られているなかで、万能な石油をガンガン使っていて、それじゃマズイということで違う資源を見つけはじめて、なんとか資源の代わりになる物のそのものを作れないかと試行錯誤している世の中です。

この縮図が会社や周囲の環境にもあるとしたら・・・。

優秀な人は消耗していきます。これは本当にそうです。
今一度、自分の周りの優秀な人への対応を考えて見直してみてくださいね。
僕もそうします。