提案内容を因数分解? | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

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“提案”という事について考えてみた事はありますか?
一度くらいは、そもそも提案って何だろうと気にしてみたことはあると思いますが、この手の正解のない問いというのは思考を巡らせるのが面倒になるので途中で考えるのをやめてしまいがちです。

という事で、提案について僕の思ったことを書いてみたいと思います。

提案というものをまずは2つに分けて考えてみました。

・する提案
・される提案

この2つですね。

では、自分がする提案というのはどういう形にしていくのが良いのでしょうか。
お客様のため?
会社の利益のため?
自分の評価を得るため?

どんな提案でもビジネスで行われる以上は、この3項目を外してはいけないんじゃないかなと思うわけです。
ただし、このバランスが大事になります。
一番重要視しないといけないのが、お客様のためになっているかどうかですよね。

時々いるんです、今月の成績がピンチなので契約してくれませんか?またはお客さん紹介してくれませんか?とおっしゃられる人。

一生に一度のことで他人事ではないと思ったら手助けをすることはあるかも知れませんが、あなたの毎月の営業成績なんて、こっちからしたら一切関係ありません。

そういう時は、笑顔で「誰かいましたらね。」と答えていますが、やすやすと紹介なんて出来ないのが商いでの付き合いなんです。

この手の自分の評価だけしか考えていないような人の提案は、大抵お客様のためになっていなく内容が薄いのが特徴です。

あと、短期的な視点でみらた内容はとても良いけど、最終的にはあなたの会社のタメだけみたいになってませんか?というような提案。

0円ホームページ制作なんてサービスが一時期流行りましたが、普通に考えればそんなバカな!?ですよね。なので、ちょっと考えれば将来的には損することに気づけるんです。しかしながら目先の利益にだけしか目を向けていない人はこの手の契約をしてしまって後から騒ぎ出すんです。なのでこんな提案は良くありません。


次に、される提案はどうなのかと言いますと。
【法人】
・会社の利益のため
・リスク軽減できること
・会社の推進に関係すること
・自己評価が高まること
・一日の仕事量の調整がしやすくなること

【個人】
・人から良くみられるようになる
・自分に関心を持ってもらえるようになる
・家族が喜ぶ
・ストレス解消につながる

この手の話しなら提案はされても苦ではありません。
ただし、今の業務や今の自分と関係のないことを提案されるとダメなんですよね。

以前も一度書きましたが、営業代行の提案を受ける機会がありました。
しかし、ブログを読んでいてご存知の方も多いと思いますが、ウチはお声がけをいただいてからお客様のところに行く事はあっても積極的な営業活動を一切していないんです。

なので、営業代行という需要がそもそも無い会社なんです。
たとえ営業代行を使って売上が伸びたとしても、それは意を反する行動になってしまうのでウチではやりません。(良し悪しじゃありませんからね、ウチではということです。)

ということは提案を求めるなら、まずは自分の会社の事を知ってもらってから最善の方法をご提案いただかなければ、どうしてもズレが生じてしまうんですよね。

これは個人でも同じです。
例えば、ダイエットグッズを販売していたとして誰に声を掛けますか?
太っている人に「あなたコレでダイエットしてみたら?」と面と向って言えますか?
ダイエットは痩せている女性もしている事が多いですよね。なんであなたが!?というような人です。
ということは、太っているとか痩せているとか見た目の問題ではなく、もっと深い心理のところにダイエットグッズの深層ニーズがありそうです。(もちろん太ってきた人が感じる危機感もそうですが。)

僕らの会社では、お客様から提案してと言ってもらうのが先ず第一の仕事です。
しかし、その会社さんが質問に答えてくれたり現状をある程度まで教えてくれたりしなければ、薄い提案どまりです。(別に言い訳ではなく。)
個人でもそうですよね。

これをザックリまとめますと。

する提案というのは、お客様のためになっているかどうかの視点
される提案というのは、自分のため、会社のためになるのかどうかの視点

お客様に合わせていく売り物ならば、そのお客様をより深く知る事が必要ですし、すでに形になっている売り物ならば、それがあることでとってもハッピーになれるお客様に届けるということなんですよね。
決して表面的なところ“だけ”で判断してはいけないということなんです。

ターゲティングという考えを、提案から“因数分解”していくとこんな感じになりますよね。
ちゃんと商売の一貫性は取れていますか?
今現状は誰に何を何と言って提案をしていますか?
今行っている事実から戻しながら見直すのも顧客の事を考えるやり方の一つです。