会社の人材について自己解決してみた | 『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

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昨日は、会社の人材について考える時間がありました。

採用募集をしている会社の殆どが口を揃えてこう言います、「優秀な人材が欲しい」と。

その気持ちは勿論わかりますが、そもそも優秀な人とはどんな人なのか自分なりの定義はあるのでしょうか。

この視点で考えてみると、意外と「能力重視」になってしまうんです。
この考えですと、その人に入社してもらいたいのではなく、その人の持つ能力が入社されれば良いという結論に至る事もあるんです。

これではいけませんよね。

社員が育たない、モチベーションが低いなどと嘆いている経営者や上司ほど、能力を見ているだけで人物そのものを見ていない傾向があります。

で、その大事だと思っている能力は、「発揮」されて始めて評価対象になるんです。
発揮させられていない能力については、ノー評価の会社も多いんではないでしょうか。

能力は、社員個人、自分で発揮させるものですか?
それとも発揮してもらえるように会社側が努力するものなのでしょうか?

どちらとも言えませんよね。

社員は眠れる能力に気が付いていない事も大いにあります。
また、育てていかねば表に出てこない力というのも沢山あります。


ところで、愛社精神という古い言葉がありますよね。
これは会社・経営者が愛される事をしてきているから、そういった感情が沸き上がるんですよね。
では、本当に社員から愛されることをしてきていますか?という問いに正面から答えられる人がどこまでいるのでしょうか。

「高い給料を払っているから、ウチは大丈夫。」
残念ながら、高い給料を払っているだけでは愛社精神になることはまずないでしょう。
なぜなら、その社員は自分の能力をお金に替えているだけに過ぎないので、当たり前と感じているでしょうし、さらに言えばもっと評価しろ、もっと給料を上げろと思っている可能性もあります。
そして、さらに高い給料を払ってくれる会社があればそちらに転職していきます。
そういう社員は、自分の能力を使ってお金を稼ぐという行動をしているのですから当然そうなります。

では何が大切なんでしょうか。

出来上がり過ぎている優秀な人よりも、(マスト条件をクリアしている)そこそこで気立ての良い人に入社してもらって、手塩に掛けて粘り強くその人物と向き合っていく方が将来を考えるとよさそうに思えませんか?

各個人で勝手に得た能力だけを評価しているようじゃ会社はナメられてしまいます。
社員を育てるというのはどういう事なのか、社員が会社を愛してくれて大切に感じてもらうには、何が必要なのでしょうか。
この延長で考えていけばきっと人材問題の出口に辿りつけるはずです。