ふわふわと尽きた炎が心臓を
揺らす、いたい、いたい、揺らす



冷えた手で君に触れる気もなくて
ただ持ち上げてぽとり 落とす



蠅が目に止まる死んでいるのだろう
ならば、これは、誰の見た、



ひとくちの水が死火と成り果てた
命にかかる ただ死にたい



もう腐り出しているのだ手も足も
動かない、ない、いないいない

 
 











きえて、きえた、きえたい。