人間が二人いると未来は予測不能に、『告白』 | 平平凡凡映画評

平平凡凡映画評

映画を観ての感想です。

【タイトル】『告白』

【評価】☆☆☆(☆5つが最高)

【監督】山下敦弘

【主演】生田斗真、ヤン・イクチュン

 

 

【あらすじ】

 16年前に山で行方不明となった友人の慰霊登山を行っていた浅井とジヨンだが、吹雪で道に迷いケガを負ったジヨンは死期を悟って衝撃的な告白をする。

 

 

【感想】

 死を覚悟し重大な告白をしたものの、どういう訳か生き長らえてしまったという設定。告白した者と、告白を聞いた者が山小屋で気まずい一夜を過ごすというストーリー。面白いアイデアで、舞台劇としても映えそうな内容だった。コミカルな展開もあり得たと思うが、ホラーテイストの方向に進んでいった。中盤までテンポもよく緊迫感を維持していたが、後半は少しとっちらかってしまった印象。スピードを維持しながら完走するのは難しい。