今回は、2026年8月2日~8日の最高・最低気温の分布図を載せます。

 

 

8月2日

最高気温は45地点で観測史上最高(タイ記録含む)になった一方、雨が降った東北地方は非常に低く、岩手県と宮城県は全地点で25℃を下回りました。

 

 

 

8月3日

7地点で最高気温が40℃以上になりました。福岡県・佐賀県・熊本県・香川県としては初めて40℃以上を観測しました。

一方、東北南部と関東では最高気温が平年を大きく下回りました。

 

 

 

8月4日

 

 

 

8月5日

 

 

 

8月6日

 

 

 

8月7日

福岡と佐世保では最低気温が30.2℃でした。佐世保では1946年の統計開始以来初めて、最低気温が30℃以上になりました。

 

 

 

8月8日

 

 

今回は、2026年7月26日~8月1日の最高・最低気温の分布図を載せます。

東北地方では雨の日が続いたため、ほとんどの日で最高気温が平年を下回りました。

 

 

7月26日

 

 

 

7月27日

 

 

 

7月28日

 

 

 

7月29日

 

 

 

7月30日

 

 

 

7月31日

 

 


8月1日

 

 

 

東北地方は長雨と日照不足に

 

7月26日~8月1日の日降水量と、7月23日~8月1日の日照時間の平年比の分布図を載せます。

東北地方では毎日のように雨が降りに、ほとんどの地点で日照時間は平年の40%未満でした。西日本と東海地方の日照時間がほとんどの地点で平年比130%以上なので、東北地方と西日本では日照時間に雲泥の差があったと言い切れます。

東北地方はこの時季らしくない長雨と日照不足になったことで、最高気温が平年を下回りました。

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

気温5日間平均の分布図

 

7月27日15時に発生した台風13号は、めきめきと発達を続け、29日6時時点で非常に強い勢力になっています。

 

 

 

そして、GSMは8月8日(土)に最強の勢力で九州に上陸すると予想しています。

 

太い等圧線は20hPa間隔ですので、中心気圧900hPa未満で上陸する予想が出ていることになります。

 

中心気圧900hPa以下の状態で台風が日本に上陸したことは、過去に例がありません。

昭和時代とは違い1つの台風で数千人という死者が出ることはないと思いますが、GSMの予想通りになれば今世紀に入ってからでは最大級の被害が予想されます。

 

 

そして、台風は昨日発生した熊本地震(令和8年熊本地震)の被災地も直撃する予想になっています。

熊本地震の被災地を通過する時点で中心気圧は約910hPaです。

 

台風直撃は8月8日ですので、震度7の地震から十分に復興が進まない中で最強台風が直撃することになります。

 

これはモデルの1つに過ぎませんし、約10日も後の予想なので予想が変わる可能性は小さくありません。しかし、このような予想もあるということを知り、最新の台風情報に注目する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数日は雨量の地域差が大きくなっています。

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

日降水量の分布図

 

関東地方は山沿い、平地に関係なく大規模なゲリラ雷雨が発生しています。

しかし、東海3県(岐阜・愛知・三重)や西日本では0.5mm以上の降水がほとんどありません。アメダスの観測点がない場所で雨が降っている可能性はありますが、それでもにわか雨や雷雨は山沿いのごく一部に限られています。

 

また、23日以降は梅雨前線が東北南部に停滞し、前線の活動が活発だったので、新潟県と東北地方も雨量がかさんでいます。

 

東海3県や西日本は太平洋高気圧にしっかり覆われたため、にわか雨や雷雨が起こりにくい状態でした。東海地方を中心に気温が上がりましたが、高気圧やフェーンに伴う下降気流が雷雲の発生を阻止しました。

一方、関東は太平洋高気圧のバリアが弱く、東北南部に停滞する梅雨前線に近いこともあって、気温が上がれば積乱雲が発生しやすい状態でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年7月21日~25日には、5日間連続で日本のどこかで酷暑日(最高気温が40℃以上)が観測されました。

 

 

 

7月21日

 

 

 

 

7月22日

 

 

 

 

7月23日

 

 

 

 

7月24日

 

 

 

 

7月25日

 

 

 

最高気温の上位10地点のほとんどが東海地方の地点です。美濃、多治見、豊田、桑名が上位の常連になっている様子もわかります。

この5日間に全国の酷暑日は累計で22地点でしたが、25日の甲府を除けば全て東海地方の地点です。

美濃と桑名は22日~25日の4日間連続で酷暑日になり、これまでの連続酷暑日の記録(2013年8月10日~13日の江川崎)に並びました。

多治見は21日~23日と25日に酷暑日になりました。24日の最高気温が39.9℃だったので、この日の最高気温が0.1℃高ければ5日間連続の酷暑日になり、江川崎の記録を更新して日本最長記録になっていました。

 

つまり、特に東海地方で暑かった、ということです。

 

 

 

なぜ東海地方で暑くなったか

 

 

この期間中、東海地方は太平洋高気圧に覆われ続けました。

それに加えて、東海地方には北西や西からの風が卓越しました。東海地方の西側には伊吹山や鈴鹿山脈といった山地があり、これらの山を吹き下りる風が吹いたのです。

以上のことをまとめると、東海地方が特に暑くなった要因は次のようになります。

 

1.高気圧による下降気流と山を吹き下りる下降気流によって積雲の発生が妨げられ、強い日差しが照り続けた

2.乾いたフェーン(ドライフェーン)が起こり、山を吹き下りる風が高温になった

3.北西や西からの風が、海から吹き込む冷たい空気の進入を阻んだ

 

1.の補足:

通常は強い日差しによって地面が加熱されると、地面付近の暖かい空気が上昇して積雲が発生し、日差しが遮られます。

しかし、ここ数日の東海地方では地面付近が高温になっても、強い下降気流によって積雲の発生が抑えられました。

 

気温5日間平均の分布図

これは7月21日~25日の日照時間の平年比ですが、東海3県は平年の2倍以上(赤色)になっています。

東海地方の平年の梅雨明けは7月19日頃で、梅雨明け後の平年値の2倍以上ですから、夜間以外で日照が遮られる時間がほとんどなかったと言えます。

 

2.の補足

乾いたフェーンとは、山地などの標高の高い場所で加熱された空気が山を吹き下りる現象です。このような空気は100m下降するごとに約1℃上昇します。