2026年6月2日に、北海道で非常に大きな気温差が生じました。

6月2日12時10分の気温は、標津で10.1℃、斜里で30.1℃で、両者の差は20℃です。

 

斜里の人は半袖1枚で過ごしているでしょうが、その人が上着を持たずに気温約10℃の標津へ行くと我慢できないぐらい寒い、という状況です。

 

標津の気温が低いのは日差しが無かったからでは?と思う人がいるかもしれませんが、前1時間の日照時間は標津も1.0hで、日差しがなかったわけではありません。

 

標津の気温が斜里より低いのは標高が高いからでは?と思うかもしれませんが、アメダスの標高は標津が3m、斜里が15mで、標津の標高が高いわけではありません。

 

標津と斜里で日照時間や標高に大きな差がないのに、なぜ大きな気温差が生じたのでしょうか?

おそらく、「標津は冷たい海に近く、また海からの冷たい風が吹いたから」だと思われます。

 

 

最後に、標津と斜里の気温と日照時間のグラフを載せます。

 

 

今回は、2026年5月31日~6月6日の最高・最低気温の分布図を載せます。

6月5日から北日本では低温傾向が明瞭になりました。

 

5月31日

 

 

 

6月1日

 

 

 

6月2日

 

 

 

6月3日

 

 

 

6月4日

 

 

 

6月5日

 

 

 

6月6日

 

下は3日12時から4日6時までの天気図です。

台風6号およびそれから変わった低気圧の中心気圧は985~986hPaで推移していますが、注目すべき点は温帯低気圧化が完了した3日21時の時点で中心気圧が985hPa→986hPaに変化していることです。温帯低気圧に変わったことで中心気圧が少し上がったのでしょうか?

 

これは中心気圧の表記の違いです。

地上天気図において、温帯低気圧の中心気圧は2hPa刻みですが、中心気圧が990hPa以下の台風については5hPa刻みで描かれます。これは台風の中心気圧はドボラック法による推定なので、精度の関係で細かい数字で表記しても意味がないからです。

つまり、台風のときは(990hPa以下なので)5hPa刻みで表記されるので985hPa、温帯低気圧に変わると2hPa刻みで表記されるので986hPaと表記されたということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、2026年5月24日~30日の最高・最低気温の分布図を載せます。

 

 

5月24日

 

 

 

5月25日

 

 

 

5月26日

 

 

 

5月27日

 

 

 

5月28日

 

 

 

5月29日

 

 

 

5月30日

 

気象好きの人は気象予報士試験に挑戦する人も多いでしょう。

気象予報士試験には学科と実技があり、学科試験には一般知識と専門知識があります。

一般知識・専門知識ともに5択問題が15問出題され、原則11問以上正解で合格になります(ただし、合格ラインは下がる場合もあります)。

 

ここで、「気象予報士の学科試験を無作為に(でたらめに)解答して合格するする確率はどれぐらいか?」と疑問に思うかもしれません。その確率を求めました。

 

 

 

無作為に解答して一般知識と専門知識の両方に合格する確率は、約64.4億分の1です。

もし、無作為に解答して一般知識と専門知識の両方に合格できたら強運でしょう。