人生最大の怪我 ブログネタ:人生最大の怪我 参加中

小学校4年生になったばかりの4月。

クラス替えをして 新しい友達ができるかな~?

と期待と不安を持つのも束の間・・・


その日は濃い霧に包まれていました。

普段は敷地正面から出入りをしているのですが、
もう一つ 脇に小さな出入りぐちがあって・・・気持ち近道になる。
しかし そこは家と道路に段差があります。

階段としては 4・5段くらいしかなかったと思うのですが、
壁に立てかけるような手すりも何もない 鉄製の急な階段でした。

ランドセルを背負い 時間に追われ慌てて、近道をしようと脇道へ向かった・・・


 ・・・気がつくと道路に自分が倒れていました。

一緒に登校する友達が 濃い霧の先に見えたような見えないような・・・
(記憶は曖昧です)
一瞬 何が起きたのかわかっていません。

起き上がると左の腕に力が入らない。ぶらんと・・・

あ 自分 落ちたんだ・・・

自分の体に起きた異変に すぐに家へと戻る。

ハンパない泣き方と青ざめた私の顔をみて

母は尋常ではないとすぐに悟ったらしい。

最初は地元の接骨院へ行ったが レントゲンを撮ってもわからないと
首をかしげる。腕も固定していないし 横になって 寝返りをうたされる。肩が動く。
その度に 激痛が走る。 きっと泣きっぱなしだったとおもいます。

結局そこでは 手に負えないということに!?

大学病院を紹介すると言われたが、
母が東京の大きな病院に行くといった。
(外科として有名だったのか、通院歴があったのか、
母の勤務先に近かったからなのか・・・)
救急車でいくことも勧められたような気もするが、
肩を固定し、三角巾?で腕をつって電車に乗って、行った。
(今思うとよく歩いて行ったな~と我慢強さと無謀さに 自分を褒めてあげたい)

大きな病院に再度診てもらったら 先生が機械に巻き込まれたのか!?
と言われるほど 重症でした。
立ったまま レントゲン。 ホッとしたように思う。(接骨院で痛い思いをしたので。)

左肩 脱臼骨折。ヒビ。

外れた肩を元に戻すため 全身麻酔をかけての処置をしたように思います。
ここでも 泣きっぱなし。(不安だったとおもう)

1ヶ月以上の入院。肩を引っ張りながらの固定?で寝たきり・・・
退院後も上半身はギプスで固定。
通院とリハビリで全治3ヶ月を要しました。

成長期もあったのでしょう、
腕の長さが~左腕のほうが3cmほど短くなってしまいました~

この3センチ差・・・微妙に体に影響していると思います
洋服も袖は いつも一折り分違いますw

その後 急な階段は なだらかなコンクリートブロック階段になりました。
遅いよね~(・ε・)