考えるな感じろ『青い脂』と明後日はワンマンじゃ‼️
久々に徹夜一気読みした本が余りにも衝撃だったんでブログに書く。
ウラジミールソローキンの『青い脂』
書評やらSNSの盛り上がりやらで名前知ってたしかなりぶっ飛んでいるという事はわかってたのあたくし。
読んでみたいなぁとも思ってたんだけどさー
文庫好きとしては鈍器のような分厚さに気後れして戦わずして負けてたんだなコレが。
んで本屋でチェックしたら文庫があるし2.3ページペラペラ捲って読んでみたら……
頭っから凄い‼️もうよくわかんない。文庫でも600ページくらいあんだけど。
飛び交う言語とそこに造語も混じるしスラングだらけでなんじゃこら?と。
でも不思議と良いリズムなんだよね、読んで音が聴こえるような、ずっと鳴ってるような、非常に説明難しいんだけど😓
んで買って読みはじめたんだよね、分厚いし電車で長旅仕事多いしちょうどいいべやと。
そしたら少し読んで文庫閉じて……コレは一気に読みたい!じゃないとなんか世界観壊れちゃうと判断しやしてベッドの隣の棚に置いといて。
ちなみに俺は本読む場所を分けんのね。
トイレ、電車近距離用、長距離用、寝る前のベッドと。
んでコレは時間作って一気読み案件だと決めた訳。
読んでぶっ飛んだ。読んで泥酔した感あり😆
そもそも大雑把に分けたら3パートあんだけど。
全部が頭おかしい。理解しようとしても非常に難解。でも不思議と読みたくなるし止まらない‼️
非常に変な本📕
2068年のロシアが舞台で。
伝書鳩で手紙送ってる男がいてその男の新語、造語、スラングだらけの内容からはじまりはじまり。
コレも意味どうこうでなく読んでひたすら感じるのみ。
ロシアの文豪の不完全なクローンがいてクローンが作品を書くと身体に出来て残留する物資。
コレが『青い脂』もうお気づきでしょうがせいしって事ね。
コレを手紙の男がクローンに書かせてはせっせと集めてるのよ『青脂』を。
んで謎の教団が武装して現れて『青脂』を奪う。
この教団のトップに『青脂』を持ってくまでも鬼のように長くてずーっとツッコミ入れながら読んだ😆
まだ隠しドアあんのかよ❗️の連続😆
でも物凄く面白い🤣🤣🤣
勿論中弛みする部分とかあれど海外文学である事を忘れそうになるくらいテンポが良い⭕️
訳した人が相当ソローキン理解して素晴らしい仕事してるんだなぁと感じるとこ。
んで今度は『青脂』をタイムマシーンで過去のロシアに送る訳。
巨大な氷で凍ってる異様にデカいつちのこを持ってる変なヤツと一緒に😆イメージとして浮かんだのはとんねるずの角田さんのテーマの角田さん😆
読んでる時ずっとあの曲が頭に鳴る。
第二次世界大戦後のロシアなんだけど史実とは違うロシアでパラレルワールドになってんだろうねきっと。
スターリンが出てきて挙句ヒトラーも出てきて……
おぞましい事がコレでもかと続き……
呆然とするしかないラストを迎える……
読み終わりページを閉じ………
なにコレ❓❓❓
でも嫌じゃない全然嫌じゃない‼️
むしろ最高じゃん‼️‼️‼️
最近歳のせいか読んでも読んでも内容すぐ忘れちゃうのが実に多いけどさ、コレは凄い、忘れらんないわ😀
きっと研究してる人とかは色んな見方があるんでしょう。それは良いと思うし、いくらでも深読み出来る。
てかむたくそ俺は面白かったしこんなブルースリー読書は中々無いよ。
考えるな感じろ。
正にこの一言に尽きる。
んで、この本はエロ、グロ、バイオレンスなどを多く含む為 合わない人は合わないす。嫌悪すら覚える人もいるんじゃないかな。最高の変態文学🤣
でもコレは俺にとって至高の📖読書。正直読まなきゃ勿体ない‼️
そして訳した2人の方に大感謝。
俺 海外もん苦手で(怪奇幻想文学好きだから読むけど)こんな面白で読めたのは久々かも。
注釈も造語の説明も粋な仕事ざました。
興味ある方は是非‼️
ハードカバー苦手だけど追っかけようかなソローキン。まずは河出文庫のもう1冊(親衛隊士の日)を買う。
そんでいよいよ明後日にはスキップカウズワンマン3連発の1発目である「動 静 混の動」開催の下北沢251‼️
3回来た貴方には素敵なプレゼント🎁あり〼
会場でも売っているスンバ棒を多用する曲もあり😆
皆さま是非ともご参加をば‼️
3回観た人はスキップカウズを偉そうに語っていい🤣
是非とも‼️‼️‼️