6日目 | スキップカウズ・イマヤスオフィシャルブログ『イマヤスの「モンデバイソン」』by Ameba

6日目

〖7日間映画チャレンジ〗

今回はイマフェスメイトでもあり非常にスキップカウズ と縁の深いエンプティブラックボックスの頭脳派かと思いきやちょいとちぎれたファンキーベーシスト 佐藤 鷹にこのバトン渡しますわ。
無理しないで良いけど向いてると思うんで是非繋ぎを受け取ってくれ!

《7日間の映画チャレンジ》
1日1回7日間 6日目

「ときめきに死す」
監督 森田芳光 1984年

借金でにっちもさっちもいかない男か知人の紹介である組織に雇われ素性の分からぬ男の身の回りの世話をする仕事を受ける。
駅まで迎えに行ってある男との共同生活がはじまりそこにこれまた素性のわからぬ謎の女がやってくる。

男はひたすら身体を鍛え森を走り回りトレーニングしているがそれで何をしようとしているのか??
男は何かに気づきながら知らないふりを続け奇妙な男2人と女1人の不思議な関係。
果たして男の目的は??

こんな感じにしか内容書けないなー笑笑

とにかくこの頃の森田芳光の映画が凄く好きなんだな俺。

「家族ゲーム」も最高でしょ?横並びの食卓、そしてお祝いの食卓での大乱闘とあくまで冷静な松田優作。
そんで最後のヘリコプターの音。

「の・ようなもの」と迷ったんだよなぁ。これも最高でまだ修行中の若手落語家が主人公だから当然なんだけど落語が随所に出てきてこの時代に落語をこういう風に映画の中で使った人いないと思うんだよなー
んで内容という内容がないのもまた素晴らしくて。
あるでしょ?振り返ってみるとあん時俺はなにしてたんだ?って思うふわふわしたモラトリアムの時間。
そこを見事に表現してる。
火焔太鼓の道中づけをやっで歩き続けるとこも俺は勿論こんな事やったことないのにやってる気になる。
あのシーンには確かに俺がいた!これ俺だ!と思ってしまう。
多分感覚がハマる人にはたまらない映画。
あと「そろばんずく」も好きだなぁ、大好きなヒーローとんねるずを見事にコントロールして森田芳光ワールドにしてた。んでとんねるずもむちゃくちゃ良かったし。あの映画観てやっぱ凄えって思ったし。小林薫と名取裕子と渡辺徹の異常な怪演っぷりも。

「メインテーマ」には乗れなかったけど 笑笑
なんかずーっとくすぐったい感じて終わるから。ただ「の・ようなもの」でも表現してたなんだかよくわからないし上手く言えない感情みたいなのを表現してる感じは伝わる。

そんでこの「ときめきに死す」
これは役者としてのジュリーがまた最高で杉浦直樹と樋口可南子のキャスティング決まった時点で8割方出来た!みたいに思ったんじゃないだろか?
映画の冒頭からずーっと変な気配が漂ってんだけどもそれがベタついてなくてパキパキに乾いてんだよね、それがまたクセになるというか。
そしてやはりあの衝撃のラスト……
そして内容をキチンと説明するようなシーンは無く受け手の想像に委ねっぱなしのとこも堪らない。
何年かにいっぺん必ずこの辺りの森田芳光は見返したくなる。

正直なんだこれ?とあくまで俺的に思う作品もあったけどもっと評価されるべき監督だと思ってしまうなぁ。

「それから」「ハル」も凄い好き。

なんだかあんま肝心の1本って紹介出来なかった 笑笑

★SAVE the CINEMA「ミニシアターを救え!」プロジェクト
★7日間の映画チャレンジとは
映画文化の普及に貢献するためのチャレンジで、#savethecinema に紐づける試みです。
参加方法:好きな映画を1日1作品、7日間投稿する → 毎回1人のFBの友達にバトンを渡す。また、バトンを渡してくれた人と渡す人のtagをつける。
紹介方法:予告編やビジュアルだけでも可。今日見たい作品、思い出の作品、期待の新作、映画館に関することなど。#tag は好きに増やしてください。
#映画リレー
#うちで過ごそう
#stayhome
#enjoythemove
#savethecinema
#森田芳光は落研出身で先輩に高田文夫
#野村宏伸はメインテーマがデビュー作
#映画のラストの衝撃でうそんとつぶやいた過去
#結局あの少年がラスボス
#樋口可南子の作品によって変わる魅力の凄み
#やはり映画のジュリーてか役者のジュリーは素晴らしい
#勿論歌も最高す
#太陽を盗んだ男はあえて外した