人生指針の本 | スキップカウズ・イマヤスオフィシャルブログ『イマヤスの「モンデバイソン」』by Ameba

人生指針の本

何という名著。

日本が誇る映画監督 三池崇史の監督中毒。最近は 藁の楯でカンヌにも。

この本って映画監督の格好良い自伝では全く無くて若い時に何をしたら良いんだろ?とぶらぶらしてモラトリアム期間を過ごしたある意味何処にでも居る男が成り行きで映画界に飛び込み……と言うか初めはTVの世界だったりもすんだけど、そこに居る魑魅魍魎な人々と交流を持ち徐々に仕事を覚え独自のやり方を確立していく人間の成長物語。世界レベルの三池崇史がそんな自分に近い人間だったのか?!と驚く。しかも仕事をバンバン受けて巨匠にありがちな作家性とか芸術性がなんか本当に良い意味で感じられなくていつでも雑食な感じ…グルメでなくて美味いけど汚ない定食屋とでも言うべきか…でも常連は堪らなくて離れないみたいな…でもたまにチャレンジする新作メニュー失敗したりもする様な 笑 命を懸けた荒唐無稽ってのがヒリヒリ来るんですな本当に!!ある意味 大好きな作家 山田風太郎イズムにも繋がる……
話を戻そう!


こういう本こそ悩みがちな学生時代に読めたら最高だったよきっと!

この本って高校の図書室とかに置けば良いのに!きっと良い影響あんのに。

三池監督は映画学校の先輩なので知ってる人が一杯出てくるのも…笑えた。

しかも何も気取る事なく淡々と昔を振り返るこの感じ……やっぱ格好良い。

映画好きだけに読まれるのが勿体無い名著。

今のニートが読んで家を飛び出すキッカケになりそうな1冊だと思うわ。

俺の憧れる人 全てに共通するのは……

見る前に跳べ

この一言に尽きる。考える前にまず流されてみちゃう、まあ良いかと楽天的に自分を客観視する。中々出来ない事だけど憧れる人に共通してる。

何もしないとそりゃ何も起こらない訳。何でだろ?どーしてわかってくんないんだろ?ありがちな悩み。
それはまだ何もしてないって事なんだよねきっと。コレは自分自身に対しての戒めでもある。

凄い人はいつも当たり前の事を当たり前に教えてくれる。

そんな人に私もなりたい。

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何か最近 ぶぁーっと色々な事をしてきた中でまたこの本を読めて良かった。

やっぱりそんな人に私もなりたい。