屋敷モノ

怪奇 夢の城ホテル

ある種 定番の幽霊屋敷モノの1冊。

心霊番組制作をするTVクルーが視聴率の為にと何かと奇妙な噂が絶えない廃墟となったホテルへ突撃取材を敢行するがそこは今までのスポットとは大違いで………？！

と言う非常にベタな内容。

色々な事情があるらしくもう1度観たいのに観れない昔の日本のホラー映画「スイートホーム」に導入部分が似てる。

で、ベタベタと言えばベタベタなこの小説は……結果 面白なのだ！！
会話の軽妙なやりとりとキャラクターそれと人が死なないと言うホラー小説に余り無いリアリティも成功してる気がする。逆に死なないリアル。

そして撮影クルーの相談役として謎の人物 逢魔時雄 笑
逢魔が時から来てるんだろうけど……気持ち良い程のベタさ加減 笑

こないだの青森行く行き帰りで読み終わりお盆読書としても中々良かった。

景山民夫のボルネオホテルとか思い出したり大好きな グラスコー！！！な映画 ヘルハウスを思い出したり……
色んなモノをまた漁りたくなってきた……笑

重たく無い所が逆にオススメ。