最後なんだよな……
立川談志
談志 最後の落語論
談志の書く本は読み物として本当に面白い。コレは余技の域をはるかに越え何度も読み返す事によって毎回 発見がある。
現代落語論からあなたも落語家になれるにいってこの最後の落語論。
ここに展開するのは落語に取りつかれた男の正に【業】
談志落語の凄さも含め多数ある談志本の凄さももっと評価されるべき。
談志楽屋噺なんて何度読み返した事か……
談志師匠の素晴らしい落語が生で聴けないのも非常に悲しいが新しい著作を読めない事も非常に悲しい。
この本にも行間にまで落語に対する愛が溢れている。
しかもどーしてここまで思考し突き詰めていくのか?名人と言われても安心する事なく日々闘うこの姿勢……頭が下がる。
死ぬまでファイティングポーズをとり続ける……見習わなきゃいけない事だなあと思いつつぐーたらする自分………いかん!!
本を読みながら自分を奮い立たせる事にする。
</p>