すびばせんねえ
桂枝雀の落語 親子酒
久々観たくなって観る。
この話は笑いの爆発力が凄いので自分が疲れてる時に観る。何せ濃い週末だったから(笑)今夜も朝までラジオあるし。
この一席はえらい事酔っ払ってる人間の可笑しさを非常に誇張して演じているが観てると酔っ払った気分になる(笑)それぐらいに凄い。
必殺のフレーズが
すびばせんねえ
長い言い方と短い言い方 どちらも最高。音で既に面白で尚且つしつこい位にトコトンかぶしていく。このやり過ぎ感が東京落語とは違うが俺はどっちも好きだ。
枝雀さんの落語を観てていつも思うのは時間が物凄い凝縮のされ方をしている。普通の落語の20~30分とかの尺なのにとにかく情報が笑いがギュウギュウに詰まっているのだ。でありながら無駄が無い。
ここまで極めるのにどんだけ考え稽古し試行錯誤を繰り返したのかと思うと頭が下がる。
しかも全く聴く人を選ばない。子供が聴いても内容が入らなくても音が入る。動作と表情で充分もっていかれる筈だ。
東京で言えば 志村けん。
志村けんが枝雀さんを好きなのも有名な話。
どっちもとにかく動きも表情もあるが とにかく本当に音が凄い耳に来る。志村けんも元々がバンドマンだし。
枝雀さんも歌ってたら凄い事になったと思う。息子さん二人が音楽やってるのも納得。
まあ話が横道にそれまくったが本当にこの親子酒って話は大好きだ。面倒臭い酔っ払いを見て本当に周りの俺の相手をしてくれ一緒に煮えてくれる人達に謝りたくなる(笑)
何故にこんな愛らしい人物を沢山作れるのだろう?素晴らしい芸である。
まあとにかく元気になる為に非常に素敵な一席。
落語を聴いた事は無いが興味がある人に初めから志ん生とか談志を薦めるより圧倒的に入口として凄いのは枝雀さんであろう。
嗚呼 またリピートして観てまた笑う。
本当に元気になる魔法の言葉。
すびばせんねえ(笑)
