バッドマンビキンズに痺れる
今までのティムバートンのバッドマンも素晴らしいと思うし大好きだが今回のこのバッドマンは全くの別物。
何故 バッドマンになったのか?!と言う経緯も非常に丁寧で大金持ちではありながら両親を目の前で殺された男の悪に対する一種異様なまでの怒りや苦悩が滲み出ている。
暗い画面とリアルなゴッサムシティ。長尺が全く長くない物語の展開……素晴らし!クリストファーノーラン!
メメントはぶっ飛んだ映画でありましたがこの作品で正巧法な映画も撮れる凄え監督である事を実証している。
あの街の暗部をキチンと描く事によりバッドマンの正義が活きる。執事のアルフレッドとの関係性も物凄く強固に見える。
ビキンズでこんな痺れさすと言う事はあのダークナイトはもっと偉い事になっているに違いない。
久々ズッシリきた名作。
次はダークナイトだ!!