負の教科書 | スキップカウズ・イマヤスオフィシャルブログ『イマヤスの「モンデバイソン」』by Ameba

負の教科書

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読むのに物凄く時間の掛かった本。



昔物凄く売れたFBI心理分析官 的な物を想像して貰えるとわかりやすいのだが。



この異常快楽殺人 平山夢明 著 はこの本を作る為に組まれたチームの人間が皆 体調や精神に一時異常をきたしたらしい。



余りにも有名な殺人鬼達の幼少時から犯罪を起こし尚且つその詳細(読むのが辛いくらいのグロさ)までを追っかけているこの本。



ジョンウェインゲーシー




エドワードゲイン



米国最高齢死刑囚 アルバートフィッシュ


死刑囚でありながら獄中にて捜査協力するあのハンニバルレクターのモデル ヘンリーリールーカス



アンドレイチカチロ



ベトナム戦争が生んだ悲劇とも言えるアーサーシャウクロス



ジェフリーダーマー





全ての殺人鬼に共通するのは幼少時のあり得ない程の虐待経験。


その強烈なトラウマが精神を蝕み気付いた時には殺人鬼へとなる。


虐待がいかにいけない事なのか子供とキチンと向き合えない最低な親の元で育ってしまった子供達がどうなってしまうのか?!



この本が教えてくれる。



確かに虐待などをもろともせず立派に成長した人々も沢山いる。それだけが原因とは言えない筈だ……が!しかしこの本の虐待のレベル 人としての親子関係の薄さ 愛情そのものがわからない部分………余りにも酷くそれはとても悲しい。




虐待とかイジメを止めるにはある種の抑制になる本なのではないか?と強く思う。




この本を読んで今更ながら母ちゃんと親父に感謝する。ちゃんと向き合ってかわいがって貰って本当にありがたい。



ある種ページを捲る事が非常に辛い本である。



実際 俺も他の本と平行しながら読んだし途中で読むのを止めようかとも思ってしまう程しんどい。



ベトナム戦争の影や余りにも酷すぎる親と呼べない親達……正直読みながら訳のわからない涙が出てくる。




子供を作るって物凄く神秘的な事だ。責任持てない馬鹿になってはいけない。




これは負の連鎖が人にどう作用するかを教えてくれる本。




虐待を続けたりする馬鹿共にこの本を教科書として届けたい。




読むのに体力がいる本なので無理には薦めない……ただこんな事もあるって事は知っておくべきだろう。



愛情をかけられてないから人の痛みがわからない……罪の意識も低い……悪い事が恐ろしい加速にてまた悪い事を呼ぶ……強烈過ぎる悪循環。



被害者の人達の身内が受けたトラウマだって相当なものだからまた酷い事になる。




子供を作る事になったらキチンと当たり前の事を伝えていかなきゃと強く思う。




かなりズシリときた一冊。