志ん生というトリックスター | スキップカウズ・イマヤスオフィシャルブログ『イマヤスの「モンデバイソン」』by Ameba

志ん生というトリックスター

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古今亭志ん生。


言わずと知れた昭和の大名人。


前もこのblogでこの志ん生の一代記 結城昌治 の 志ん生一代を紹介した。だいぶ前だけどね。


文藝の別冊ムックシリーズの一冊。


この手の本好きでさ――!ついつい買ってしまう………他にも赤塚不二夫とか中島らもを持ってる。



志ん生さんはあの志ん朝さんのお父さん。


酒飲み+博奕打ちで大変な貧乏生活の後に40代後半に戦地へ慰問に行き帰って来て大ブレイク……それは物凄い売れ方だったらしい。


この人の信奉者は実に多く……立川談志、ビートたけし、高田文夫、それこそ落語好きな人にこの人を否定する人の方がいないかも?な人。芸と言うより生き方が落語そのもの。

ベロベロで高座に上がり居眠りしていて鼾をかきはじめてもお客はそれをニコニコ観たまま起こそうとする人を止め…………




そのまま寝かしとけ!



とお客が言ったそうなとかくエピソードに事欠かない人物。



高座も良い時と悪い時の差が半端でなく良い時は神がかりで駄目な時はトコトン不味い話だったりしたそうな。


ファンはそれも含め愛した。数々の人としては失格の私生活も含め。



只!どんな時も落語の稽古だけはしていたという……ハチャメチャな生活を支えたのは奥さんのおりんさん。まあ素晴らしい懐の深い貞女の鏡。



俺も今だに良く聴く。らくだ、お直し、風呂敷、火焔太鼓……ん――ベタね。



現代的な感覚なんだよ今聴いても。何だか今でも充分引用される物の見立て。




今の世の中だったら即ワイドショー+週刊誌のゴシップネタになってしまうだろうからこういう人はもう現れないと思う。


今だと矢張 立川談志が一番近いのか……また談志さんの凄さも別な気がするし……


こないだ渋谷のライブ後に打ち合わせをし、その後に渋谷ののんべえ横丁と言う昭和の忘れ物の様な飲み屋街で飲みその店の常連の皆様が全員落語好きで話に割り込みつつ楽しい時間を過ごしたのだよ。本当に狭い飲み屋で5人で一杯なんだけど(笑)


そんな事もあったりして本屋で見付けて即買い。


色々な凄い人達が語る志ん生論や志ん生が生きている頃の対談や娘さんの談話とかで構成されている。



良いなあ志ん生。こんな風になれたら同じ芸事する人間は幸せだ。

何しても愛されるって物凄く都合良い人間の理想だもんなあと思う訳。




ルックスも何だかポップな感じでしょ?


フィギュアとか売れそうだもの。


俺 欲しいし。



まあ本当に何だかいつも何か発見させられる偉人。