窓際から眺める太陽

あたたかな光
木がそよそよゆれてるのは
風が吹いているから?




そう、

わたしは「それ」を「風」として学んだ。





風は目に見えない。
風に吹かれて揺れてるものを見て
風が吹いてるって分かる。




吹く風が体に当たるから
今日は風が強いなとか

冷たいな、が分かる。




わたしに感覚がなかったら
風の存在には気づけないのかも。




風って名前がついてるから
風って知ってるだけで





感覚も名称もなかったら
なんなんだかわかんない。




むしろ
その存在にすら気づけない。






感覚や知識がなかったら…
わたしはわたしをどう捉えられるのだろう?
 


わたしには認識する能力がある。

わたしはわたしのことを認識してる。

わたしはあらゆるものを認識して

気づいてる。


 


それが、起きてる。




ただ、起きてる。




その、繰り返し。




ただ、、それがある。




それが




そのように




ある、




だけなのかも。