先日、「うだつをいける」に行った日、
忌部神社へお参りに行きました⛩
忌部神社は徳島市内にもありますが、
吉野川市山川町にあるこちらは、
山崎忌部神社です。
山崎忌部神社は、
天皇即位の大嘗祭に際して、
阿波忌部の末裔とされる三木家が育てた
麻を元に麁服（あらたえ）を調進する神社です。
平成２年の大嘗祭でも
ここ山崎忌部神社にて 麁服 （あらたえ）が
織られました。
麁服（あらたえ）とは、天皇が即位後、
初めて行う践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)で、悠紀殿(ゆきでん)・主基殿(すきでん)の神座に 神衣（かむそ）として祀る麻の織物のことです。
つまり天皇が天照大神と一体になる
儀式のときに着用する神衣なので、
これがないと天皇になれない
大切なものなのです。
ここへは昨年末に初めて参拝に来させていただき、今日は二度目の訪問です。
「忌部」（いんべ）とは、
古代よりヤマト王権の宮廷祭祀・祭具製作・宮殿造営を掌った名門氏族であった。
社伝によれば、神武天皇2年2月25日に、
阿波(今の徳島県）の忌部氏が祖神である
天日鷲命を祀ったのに始まります。
天日鷲神（あめのひわしのかみ）は、
日本神話に登場する神。
神話で知られているのは
天照大神が天岩戸に入られたとき、
岩戸の前で神々の踊りが始まり、
天日鷲神が弦楽器を奏でると、
弦の先に鷲が止まった。
多くの神々が、これは
世の中を明るくする吉祥（きっしょう）
を表す鳥といって喜ばれ、
この神の名として鷲の字を加えて、
天日鷲命とされた。
また、天日鷲神は天照大神が天岩戸に隠れられた際に
穀や木綿などを植えて白和幣を作ったとされており、
そのため、
「麻植（おえ）の神」とも呼ばれ、
紡績業・製紙業の神となりました。
ちなみに、私の住んでいる吉野川市の
旧名称は、麻植郡。
麻植郡の名も、麻を植える事からだそうです。
徳島＝阿波国の由来も、
吉野川中流域の日本最大の川中島を
粟島(現在は善入寺島)と呼んでいたが、
阿波忌部が粟を植えたところよく実ったので
粟島と名付けられ、
それが粟国(阿波国)の由来になったと伝わっています。
徳島市二軒屋の「忌部神社」の由緒には、
徳島県民の祖神を祭り、
阿波国総鎮守の神社として、古代より朝廷からの崇敬厚く、官幣大社にも列せられ、
四国一宮とも称されたとあります。
こんな由緒のある神社ですが、
少し山を上がった山間にあり、人気もなく
本当に静かでひっそりとしています。
なんて神聖な場所なんだろう。
日本、日本人、自分の生まれた場所、
自分の置かれた場所、
自分と関わる人や物事
縁やルーツを知るって、
本当に大事なこと。
まだまだ、知らない事って多いなあ
素晴らしい所なので、
徳島の方、お近くへ来られた方は
是非足を運んでみてください
この地元の方とのお話は、また次回に。📣公式LINEにて、
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