今日は、第2回期日直前に受領した、アコムの準備書面を掲載します。

何かの参考になれば幸いです。


アイフルのADRや、武富士の会社更生手続き開始、

CFJ(ディック含む)の新規貸付停止を引き合いに出しているところ何かいい味です。



アコムに対する過払金返還請求日記-アコム準備書面1


アコムに対する過払金返還請求日記-アコム準備書面2


アコムに対する過払金返還請求日記-アコム準備書面3


アコムに対する過払金返還請求日記-アコム準備書面4

 

第2回期日当日(後半)
 
 
(前半からの続き)
 
 アコムさんと法廷を出て、和解室へ。
 
わたし「お手数をお掛けしますが、宜しくお願いします。」
 
アコム「いえ、こちらこそ。」
 
わたし「さて、早速ですが、どのくらいまでなら可能ですか?」
 
アコム「○○さんとしては、どのくらいがご希望ですか?」
 
わたし「希望額といわれても、支払日により利息が異なりますから、
    まずは、支払日を決めてください。」
 
アコム「2月末になります。」
 
わたし「それだと判決とって執行掛けた方が早く回収できますね?」
 
アコム「いや、それは勘弁してください。」
 
わたし「とりあえず、判決取れば御社の支払は、過払金元本38万円
    +支払日までの利息10万円+訴訟費用約2万円
    +強制執行費用2万円ですね。
    したがって、そこをスタートラインにしましょうか。」
 
アコム「いや、ウチはお約束したら、必ずお支払しますから、
    強制執行費用なんてことにはなりませんから、まずそこは
    ご理解いただいて、強制執行費用は外して下さい。」
 
わたし「そうですか、わかりました。」
 
アコム「そうすると、元本38万+利息10万+訴訟費用2万の
    合計50万円というご希望ですか。厳しいですね。
    もう少し何とかなりませんか。」
 
わたし「こちらが譲るばかりで、メリットが無いのでは。。。
    50万円を年内の支払なら、和解しますよ。」
 
アコム「いや、12月和解で当月支払は無理ですよ。
    12月の支払分は、9月、10月に予算ができてますから。」
 
わたし「ん?そうですか?11月に判決確定したら、12月に入金する
    はずですから、多少の余裕はあるでしょう。過払いとしたら
    50くらいは大きな金額ではないでしょうから、年内に入金
    しちゃいましょう。」
 
アコム「いやいや、満額+利息+訴訟費用だと、2月しか無理です。」
 
わたし「それなら、判決取ったほうが早いですね。」
 
アコム「…45万なら、年内支払でなんとか上に掛け合ってみます。」
 
わたし「別に急がないので、5万減るなら判決とって来月でいいです。
    でも、僕も手間が減るので、50万の1月末支払なら、
    和解しても良いです。
     同じ50万でも、悪意の受益者と認定される判決取られるか、
    解決金ということで、そこはうやむやになる和解にするか、
    どちらでもアコムさんのお好きなほうでどうぞ。」
 
アコム「参りましたね。じゃあ、ちょっと会社に電話で確認します。」
 
わたし「どうぞ。」
 
電話で相談。。。

アコム「では、50万円を1月末の支払で、お願いします。」
 
わたし「承知しました。」
 

 

 ということで、無事に和解と相成りました。

う~ん、ちょっと意外な結末?でした。

 

 

 
 行ってきました、第2回期日当日。
 
 10分前に法廷に入り、出廷カードをみると、
すでに被告アコムの欄に名前が記入されています。
 
今日は代理人が出廷されているようです。
 
私も名前を記入して席に着き、自分の順番が来るのを待ちます。
 

名前を呼ばれ、法廷に入り、席に着きます。
 
 
裁判官「では、はじめましょう。
    被告は、代理人が出廷ですね。××さんですか?」
 
アコム「はい、そうです。」
 
裁判官「そうですか。代理人許可申請が出てますので、許可します。
    さて、進行どうしますか?」
 
わたし「訴外で話し合いを持ちましたが、和解条件に隔たりが大きく
    合意できませんでした。
     原告としましては、弁論を終結し、判決を希望します。」
 
裁判官「被告はいかがですか?」
 
アコム「和解をお願いできればと思います。」
 
裁判官「なるほど。原告、どうされますか?」
 
わたし「被告の準備書面を拝見しましたが、和解条件の上積みも
    ありませんし、悪意の受益者でないと主張するだけで、
    提出された証拠もサンプルで、到底立証とは言えません。
     したがって、原告から再反論するまでもないと考えますので、
    今回で結審していただければと。。。」
 
裁判官「そうですね。
    (アコムの方を向き)被告、立証はもうよろしいですか?」
 
アコム「いや、是非和解でお願いします!」
 
裁判官「(わたしの方を向き)ああ言ってますが。。。」
 
わたし「裁判所のすすめであれば、お話しだけお伺いします。」
 
裁判官「では、少しお話しされて、終わりましたら戻って下さい。
    裁判所は入らなくていいですかね?」
 
わたし「(えっ、司法委員もなしで当事者のみ!?)。。。はい。」
 
 
アコムさんと連れ立って、法廷の外へ出ました。
 
(後半に続く)