首都高1号羽田線の羽田トンネルを出て湾岸線へ分岐する手前に、ずっと閉ざされた合流地点があり、毎回通る度に「この合流はどこに続いているの?」っと思った事はないでしょうか?




その答えは、羽田可動橋です。





これは、湾岸線開通前の1990年、羽田トンネル付近で渋滞が頻繁にあり、空港西入口から羽田トンネルを経由せずに本線に合流できる迂回路の役目でした。

こう言う旋回型になったきっかけは、1つ目は海老取川内の企業に往来する船舶の為と、2つ目は羽田空港の航空制限から採用されたそうです。


湾岸線開通に加えて、アクアライン開通後には羽田トンネルの渋滞は解消され、たった8年後の1998年に運用が終わりました。

勿体ないです。


しかし!現在羽田トンネル老朽化に伴い、2024年以降に改修工事が予定される事から、もしかすると復活する可能性も出てきました。

可動しているところを一度は見てみたいものです。


<運用当時の羽田可動橋>

※乗り物ニュースより


<可動橋から首都高合流へのアプローチ線>


<案内板が残る>


<羽田トンネル出口付近の合流地点>