この連休に、オイル交換しました。
エンジンオイルにミッションオイル、そして、デフオイルを交換しました。
現在のオドメーターの表示は129,900km、前回交換時(約一年前)は127,100kmでしたので、エンジンオイル交換のタイミングとしては良い頃合いだと思います。
オイルは「モービル1」の15W-50で、これも一年前に買い置きしておいたものです。
いつも通り、スロープに載せて作業します。
車止めも忘れてはなりません。
排出したオイルは、かなり汚れてシャバシャバな感じでした。
引き続き、ミッションオイルを交換します。
こちらも、いつものBESCO GEAR OIL T/AXLE 5W-30です。
ミッションオイルの注入には、アストロプロダクツ製のオイルサクションガンを使っていましたが、数回の使用でオイルがダダ洩れするようになってしまい、すこし高価でしたがツールカンパニーストレート製を奮発して購入しました。
PFジェミニの取扱説明書によると、マニュアルトランスミッションオイルの規定量は1.6Lです。
車両をスロープに載せた状態では、ミッション本体もかなり前後に傾斜しています。
ミッションオイルをきちんと計量して、1.6Lを注入すればよいはずですが、今回、車両を水平状態に戻して、どのくらい入るのか試してみることにしました。
スロープから下ろし、前後ともジャッキアップします。
車体の歪みが気になるため、なるべくパンタジャッキは使いたくないのですが、やむをえません。
この状態で、ミッションオイルを入れていくと、1.8Lほどで、フィラーから溢れるようになりました。
まあ、規定量プラス0.2Lですので、そのままでも大丈夫でしょう。
さて、続けて、デフオイルを交換します。
意外にも、見た目上では、デフオイルがいちばん変色が大きいようでした。
デフは、2年ほど前にホーシングごと交換していますが、デフオイルはその後、無交換でした。
左下がミッションのドレーンボルト、わずかに鉄粉が付着しています。
その右上がミッションのフィラーボルト、左上が、デフのフィラーボルトです。
フィラーボルトは、ミッションもデフも一見、同じようですが、よく見ると微妙に違います。
ただし、注文する際の品番は同じですので、作製した業者の違いでしょうか。
今回、フィラーボルトは手持ちがなかったため、液体ガスケットを塗って再利用しました。
交換したデフオイルは、写真のValvolineのものです。
以前、80Wと85Wを比較のため複数用意し、80Wも手持ちがあると思っていたのですが、なんと中身がカラでした。
85Wでは固いですが、試しに入れてみることにします。
すべてのオイルを交換して、試乗です。
エンジンオイルは、交換した効果がはっきりしており、エンジン始動時の油圧の上りが早くなりました。
ミッションオイルは変化が感じられません。
デフオイルは、気のせいかもしれませんが、下回りからのゴロゴロしたノイズが増えたように感じました。
今回、作業にのべ4時間かかりました。
やはり、安全に車体を持ち上げる、または下げる作業に、かなり神経と時間を要します。
あとは、工具や油脂を物置から出して作業ができるように準備する、また、作業後に逆順で片づける、そういった手続きにも時間がかかります。
廃油や、空き缶の後始末も大変です。
作業中、「次回から、費用がかかっても整備工場に頼んでしまおうか」と、何度も思いましたが、やはり、作業後の達成感は、何物にも代えがたいものです。
また1年後、がんばりたいと思います。