伊万里コミュニティセンターよりお声掛け頂き、先日 年長児は茶道体験をしました。
子ども達にとっては、未知の世界。
まず、先生から「茶道って何だろう」「茶道はどのようにして日本に広まっていったのか」等を教えてもらいました。
普段、幼稚園では椅子に座ることが多く、正座をする機会が少なくなりました。
長い時間できるかな?と思っていましたが、みんなよく頑張っていましたよ。
背中もピンとよくのびていますね。
今回は、お辞儀の仕方や歩き方、立ち方等を学びました。
日本の伝統文化…奥が深いです。
先生は、どのようにしているんだろうと一つひとつの動きを注意深くみながら真似てみようという気持ちが伝わってきました。
実際にお抹茶を自分たちでたてる体験もさせてもらいました。
その前にお茶菓子を頂くことに。
お菓子と聞いて思わず大喜びする子も。
懐紙やお茶菓子を頂く時は、次のお友だちの顔を見て「お先に」 「どうぞ」と互いに挨拶を交わして手に取ることを学びました。
その一言の言葉からも相手を思いやることの大切さを感じることができます。
お茶菓子を頂いた後、グループごとにお抹茶をたててみました。
茶筅を持ち、手首を上下に素早く動かしながらたてることがコツだそうです。
倒さない様に左手もしっかり添えます。
少しずつ変化していく様子に興味津々の子ども達。
「できた」
最後は「の」の字を書くことも教えてもらいましたね。
早速いただきます。
「どんな味がするんだろう」とドキドキワクワク
いい顔。
初めて頂く味…「ちょっとにがい」と感じる子も。
3分の1くらいの子は「苦くなかったよ。おいしい」と最後まで綺麗に頂くことできました。
静かな空間で、心を落ち着かせながらお茶に親しむ。
お点前の技術、道具の扱い方、美しい所作、立ち居振る舞いだけでなく人を思いやる心、おもてなしの心…を学ぶことができる茶道。また来月もやってみましょうね。