春休み期間中には、このように神父様が育てられた菜の花をはじめ
教会や園庭の周りには、美しい桜の花が咲き
これから入園、進級してくる子ども達に「おめでとう!」と優しく語り
かけてくれている様でした。
「次は、何組かな!?」とドキドキワクワクしながら一足先に登園し
てきた進級児さん。
胸には、真新しい名札をつけてもらい、これから一年間一緒に過ご
す友だち、先生と新入園児を迎える準備をしました。
「ほら、できたよ!テントウムシ」
年中組は、「あおむし」
年長組は「ミツバチ」を作り中♪
マスクを唯一はずしての昼食タイム。
これまでとは違う机の配置に座りながらも、お家の方が作って
下さる弁当に顔もほころびます。
そうして迎えた入園式。時間短縮での式となりましたが、大好きな
お父さん、お母さんに手を引かれ、制服を着た新しい友だちが少
し緊張した面持ちでやってきてくれました。
「にゅうえん おめでとう!!」
いつもは泣き声がきこえるはずが、おりこうさんに椅子にも静かに
座って…こちらが驚きました。
進級児は、お祝いの歌として♪きみのこえ を贈りました。
式を終え、保護者の方が話を聞かれている間に初めて自分の席に…。
「じょうずにすわっているね。これまたビックリ!」
これから、たくさん笑って泣いて一日一日たくましく成長していく子ども達。
「またあしたも、いきたいな~」と思える場所にできる様、丁寧に寄り添い、
努力していきたいと思います。
そして…今年、幼稚園は創立50周年を迎えます。
大きな節目を盛大に祝いたいところではありますが、先の見えない新型
コロナウイルスの感染拡大に伴い、手放しでは喜べないのが現状です。
一日も早い終息を祈ると共に、大切なお子様をお預かりするにあたり、
「今、自分たちに出来るかことは何か」 健康、安全に配慮した環境づ
くりに努めてまいりたいと思います。