プロアーム ピボットベアリング交換 | いまぴょんのNC35 日記

プロアーム ピボットベアリング交換

今回は、プロアームのピボットベアリングの交換です。
ここはR側がボールベアリング2個、L側がニードルベアリングという構造です。
アームの内部にベアリングの位置決めのリブがあり、そこに突き当てで圧入する構造です。
でそのリブに4箇所の切り欠きがあります。
写真撮り忘れたので 下手くそな絵ですが、プロアームの内部はこんな感じ...(^^;
ニードルベアリングを外すには、この切り欠き部からベアリングを押す必要があります。
という事で、ニードルベアリングは汎用のベアリングリムーバーでは外せないです。
スペシャルツールが設定されていますが、調べて貰った所ご相談パーツで購入出来るか分からず。
お値段も¥6~7000するようでお高め。

なので、こんなの作ってみました...

Φ22の鉄パイプに切り込み入れて、そこに3tの鉄板で+字を作ってはめ込み、金属パテで固定。(溶接出来ないので)
切断作業は、手持ちの工具がグラインダーしかなかったので、形はいびつになってしまいました...(^^; 
が、ホームセンターで買える物で ¥1000しないくらいで作れちゃいます。🎵

まず最初にボールベアリングを外します。
ヒートガンでアームを温めて、普通のΦ22のパイプをL側から突っ込んで叩けば外れます。
ここは、汎用のベアリングリムーバーでも行けるかも。

で次にニードルベアリング外しです。
まずはヒートガンでアームを温めておきます。
で、R側から今回のお手製リムーバーを突っ込みます。
この時、アーム内部のリブの切り欠き部にツールの+部を合わせておきます。

あとはハンマーで叩いて行けば 抜けます。
押した所はこんな感じで凹になりますが再利用しないのでOKです。
お手製ツールなので、均等に4箇所当たっていなかったですね。(^^;
それでも外せました。

剛性高いパイプで作ってはいないので耐久性はありませんが、そんなに頻繁に替える部品ではないので、このツールで十分かと。(^^)

新品ベアリングの挿入は 油圧プレスを使いました。
ニードルベアリングは長さがあるので叩いて挿入するのは難しそうでした。

知り合いから頂く事が出来た SHOWA ステッカーも貼り完成です。🎵


これでようやく、リアの組み立てが進められます。🎵