この時期にまできて初めて見たような。
春はとうに過ぎている。
揺られるバスの車窓から手元に目を移すと目に入るのは携帯電話。
もはやどこに行くのも一緒だね！
Imanjy いつもより小説風。
その夜も男は一人静かに、時折うるさく部屋にこもる。
真夏だというのにこの部屋にはエアコンが無い。
静かに大きなパソコンとスピーカー、よくわからない機材が静かに熱を発しながら動いている。
しかし夜という気候が手伝ってか、時折吹き抜けるヒンヤリとした風を頼りに何やら鍵盤を触っている。
鍵盤は二段に置かれている。
下の大きな鍵盤と上の少し小さめの鍵盤。
もう少し専門的に言えば下の大きな鍵盤でパソコンの音を出し、上の小さめの方では鍵盤の音が直接出るようになっている。
ピアノの音とパソコンの音を合わせたい時やまずは音を出したい時に上の鍵盤が活躍している。
そんな彼の後ろ側には古びたエレキギターとセミアコが用意されている。
が、あまり使用頻度は高くない。
専ら鍵盤で音を作るコトが多い様だ。
しかしそんな彼の本業はギター演奏者。
講師としてギターを教えたりバンドでの合わせ方を教えたりもしている。
もちろん作曲や編曲、音源を作るコトまで出来るのだから仕事には困らない。
と言うか量が増え過ぎるてそこそこ大変な思いをしている時が多くなってきた。
だが、今は少し落ち着いてきたところ。
こんな僕の日常。
小説風味。
わかりにくいわ！