遅くなりましたが、新年はじめてのブログになります。
 正月休みは久しぶりにゆっくりお休みさせていだきました。4日からは年末に出来きれなかった事務所の大掃除をし、その後地元商工会議所の新年会に出席したり等、忙しい毎日を送っておりました。

 そんな合間を縫って、今年初めて今宮戎神社まで足を運び、十日戎というものを体験したりもしてきました。昨年までは、商売人ではないので、十日えびすは自分には関係ないことと思い、参拝したことがありませんでした。しかし、昨年独立し自分も商売人になったため、今年は初めて参拝し、「いい出会いがたくさんあり、事業が軌道にのること」を祈願してきました。通常の初詣とは違い、今宮戎は、「商売繁盛、笹持って来い」のアナウンスが流れ、独特の雰囲気がありますね。ご利益があればいいのですが・・・。

 それから、6日の日に中小企業診断士試験の口述試験の発表があり、おかげさまで無事合格しておりました。結果的には口述試験では、受験者のうち2人以外は全員合格で、例年どおり99%が合格する試験でした。ただ口述試験当日、4つの質問のうち1つの質問にうまく答えられなかったため、自分は落ちるのではないかと不安な気持ちを抱え年末年始をすごしました。よって、発表を見たときは、うれしいというより、ほっとしたという気持ちでした。

 その答えられなかった質問とは、「労働装備率の変化が原価に与える影響は?」というものです。聞いた瞬間かなりあせりました。知識不足で考えても答えられる質問ではないと感じたからです。でも何か答えないといけません。何とか、「労働装備率とは、社員一人当たり保有する固定資産である(つまり 有形固定資産/平均従業員数)」は答えられたのですが、それが原価にどう影響するか、まったく答えられず、今思えば関係ないことを語り続けました。試験官も首をひねり続けておられ、途中「新しく設備投資したらどうなるか考えてください」というヒントをいただいたのですが、やはり適確な回答が出来ず終わってしまいました。
 今考えると、新規に設備投資し労働装備率があがると、故障が減ったり、使う燃料が削減する等により、生産の効率があがることにより、変動費が削減する一方、固定資産に係る減価償却費は増えるので、固定費があがる可能性があるということでしょうか?

 今後は実務補習を経て、中小企業診断士として登録ということになります。夏に実務補習を5日間×3回受けて、秋ごろに登録する予定です。
 今後は診断士としての経験も重ねて、経営分析等の力をいっそう身につけ、税務の顧問先の皆様にも還元していきたいと思っています。