本日6限、第12講となる講義を行いました。前回で第5章までの内容が終わりました。社会調査の目的・意義・課題・歴史から始まり、概念の定義や仮説、そして量的調査と質的調査について学修してきました。以上の内容が一段落したところで、今回は振り返りを行いました。

 まず講義形式でそれらの内容を確認しました。特に社会調査の設計・実施の全般に関わって、思考実験と社会調査、概念の操作化、各種調査方法の特性といった内容について、よく見直しておきましょう。

 そして後半は学修内容の理解を確認するため、小テストを行いました。テストを通じて、理解が足りていなかった個所が見えてきたことと思います。復習の指針としてもらえると幸いです。

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 次回は7月9日6限です。次回から残り3回は「第6章 社会調査をめぐる展望と課題」と題して、現代社会における社会調査の実践について、トピックスを設定して学修します。まず次回は外部講師による自治体における統計調査業務の実際についてお話を、動画で視聴します(前日の昼間の講義にご出講いただく内容を録画して視聴します)。