本日午後1時より、2023年度社会調査論研究室公開研究発表会を開催しました。成果の公表は研究・調査の前提です。そこで、今回の発表会では4年生の卒業研究5題、3年生の後期共同研究1題について発表・討論を行いました。

 発表会は行政政策学類視聴覚室において開催するとともに、遠隔でも公開しました。

 

 

 卒業研究については各自設定したテーマについて、それぞれ調査結果に基づいた論述がなされていました。一方、問題設定から見て十分に論及することができたか、改めて研究全体を見直してみましょう。

 後期共同研究については「都市再生推進法人による都市利便増進協定を活用した滞在性の向上に関する研究」と題して発表を行いました。民間活力を活用することで空間の質は変わるのか、全国的な動向の把握と事例研究から検討しています。テーマ設定から自ら行う後期共同研究には、様々な難関があったと思います。さらに研究を深めるべき問題も見つかったと思います。今後の糧にしましょう。

 質疑応答も活発に行われ、自らの研究にどれだけ理解が及んでいるか、測ることができたのではないでしょうか。今年度の到達地点をよく振り返り、卒業する4年生も、来年度がある3年生も、次の研究・調査に活かしていきましょう。

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 今回の発表会をもって今年度の研究室活動も一段落となります。この後は『年報』の発行に向けて、各種原稿の完成が課題となります。『年報』、よいまとめとしましょう。