今注目すべき本【小泉親彦】
細菌戦部隊と自決した二人の医学者 常石敬一 (著), 朝野富三 (著) 【小泉親彦】 一八八四年・明治一七年、福井に生まれる。
開成中-六高-東大医・軍医となり東京砲兵工附となる。
工員数は一万人以上・ここで小泉は労働者の栄養接収状況や家計のやりとりについて調査研究。
第一次戦争でドイツ・イギリス・フランスが塩素の放射攻撃をくり広げる。
小泉は毒マスク制作する(1918) 毒ガスに代わるものとして細菌に注目する。
昭和元年は甲種合格354/1000・・昭和十年297/1000 徐州作戦に派遣された
混成第二旅団と第一三旅団の兵隊にいちじるしくやせ ている者が多数見出された、このうちの半数以上千人以上が死んだ
・ 取るべき道は戦争を止めることであるが陸軍は戦時栄養失調のことを隠して戦争を続けた。
・・ 一九四五年九月十三日衛藤戸塚署長が小泉宅を訪れ 【明朝連合軍司令部からの連絡で御迎えにあがる】と告げた。
夕食を終えた後就寝に入った。 和服に袴を着け正装して中二階の仏間兼茶室に入った。
香をたき、たもとに数珠を入れ仏壇の前に座った。
彼の前には備前久勝の軍刀を置き、横には万一の失敗を考えピストルを置いていた。
十一時二十五分腹を十文字に切り、そして衣服を正した後右頸動脈を切り絶命した。
小泉の大きな仕事は2⃣つある。 第一は厚生省の設置の推進である。
第二は日本における毒ガス戦の基礎を築いたことである。
・ 動画は、水谷先生が多くの出版物より、特に日本をベースに近隣諸国で当時話題となった人物、個々を深掘りして読み解きます。
今との観点を取り上げる事で、動画から皆様一人一人が何か、きづきを得る事を望んでいます