ロードレースの国内トップカテゴリーのシリーズ戦"Jプロツアー"。全国22大会の初戦、宇都宮クリテリウムに解説として行って来ました🎙

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宇都宮は、本場ヨーロッパからプロがやってきて走る"ジャパンカップ"を開催している自転車の聖地。

地元密着の宇都宮ブリッツェンは、何度もチームと個人でJプロツアー総合チャンピオンになっているチームです。

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栃木ではテレビ番組やラジオのコーナーを持っている程の人気チーム。
秋のジャパンカップの時期には、彼らを応援する大きなタペストリーが、アーケードを埋め尽くします。
また、学校を訪問して自転車のスクールをするなど、社会貢献もしつつ、驚くほどの経済効果を地元にもたらしています🚴‍♀️

総合的なエースはヨーロッパのプロチームにも所属した経験のある増田成幸くん。
あちらでは病気もあって、厳しい選手生活を送りましたが、その悔しさをぶつけるかのように、全身全霊で競技に打ち込んでいます。

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また、逃げ始めるとまるでスクーターのように強烈に突き進む人気者の阿部崇之くんも所属。元々は朴訥なのに、ファンに愛されてひょうきんな一面も見せるようになりました。愛されキャラ。何だかオシャレな雰囲気が最近身に付いてきたぞ👍

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さて、肝心のレースはと言うと、今回はスプリンターが少ない分、大集団でゴールを目指そうとするチームが僅かで、小集団の逃げ切りのパターンを考えるのが一般的。
そのため、スタートから常にアタックの応酬という、大変厳しいレースになりました。
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動画📹は途中のスプリントポイント争い。

この場合、体へのダメージが大きくなるタイミングで、集団が分断するのが通常ですが、今日は違いました。
どのチームも集中力が途切れず60kmのレースは大集団のままついに終盤に。

最後は生粋のスプリンター、吉田隼人を擁するマトリックスが集団先頭を固め、完全にライバルチームの動きを封じて最終コーナーをクリヤー。解き放たれた吉田隼人は他を寄せ付けないスプリントで勝利を掴み取りました❗️ 

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いつもと違う解説泣かせのレース💦その分、個々の選手やチームの心理状態を喋ることが出来きたかな😄

結果は
1位 吉田隼人 マトリックス
2位 雨乞竜己 キナン
3位 住吉宏太 愛三工業

会場では団長さんやだいまじんさん、廣瀬GM、伊藤怜さんのステージも(^^)

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Jフェミニンで優勝した吉川美穂さん達、ライブガーデンのサイン会もありました。

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Jプロツアーは、九州から東北まで幅広く開催避けていますので、ぜひお近くのレースをご覧ください!初心者のクラスも開催しています(^^)