風のオカリナ | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

使われなくなった ホコリまみれの食卓で


二頭の牛を飼う


砂漠で這う ラクダの刺青 


消えていきそうな しずく


電車の発進音で 目覚める


ダンボールの中は 米の中の匂い


帽子小屋に住む 猿は


肉を食べることを 忘れる


風呂場の中の スタンス


雨の後の 葉っぱが笑う頃


俺は 小一時間ばかり 死んでみようか?


粘土で作られた 鼓笛隊に 横たわって


風のオカリナは 酸味がかった頃が 食べごろらしい


腐りいく 妖精たちの 詩・・・・・


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