水分の言い訳 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

金色のボルサリーノ


陶器のひび割れた 羊飼いの群れと あぶく銭が 愛しい


踵に眠る トカゲと神と商店街に 埋もれる


オレンジ色の 三日月


人々と太陽の 匂いは 


ヒマワリ畑には 決して咲けない キャンバスの色


レタスの周りで 羨ましそうな 水分の言い訳を


死ぬるまでには 理解しよう


ダイスの転がる音色に 耳を傾けたら


俺は もうここには戻らないだろう


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