大地のハンバーグ | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

大地のハンバーグで 世界は凡愚


マウスピースの素足で 


律儀な 森の沼へ埋まろう


手のひらに飛び散る 水分の夕方


人々は 飛ぶように帰る


サングラスが無いから 恥ずかしいのか


温かいスープが 冷めるのが嫌なのか


平面状の戦場で ゼラチンの木馬


星の夜に 空の苗を植える 季節


架空の動物達が 死んでいく中


ネコが通りすぎた 言葉に


風が吹いて 消えていく過去


一通りの 人生を暮らしてみた


一通りの 夜を抱えて 悩んでもみた


蝶々の止まる日々は 指折り数えるぐらい


マンホールの 薄暗い痺れに 伝わる合図




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