風雲児 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

曲がりくねった 先の見えない螺旋


室内に漂う 風景はねずみ色の煙


花火の様な 都会の高層ビルディング


きっと 両親が泣いているよ


使えない国の硬貨を 必死に守りぬいて


眼には見えない絵画を 一日中 眺めている


美しくて 死に一番近くて どうしょうもない気分


裸の風雲児が 地球の裏側から 落下する季節


外はまだ 肌寒い カーテンを閉めよう


日差しを浴びた コンクリートから 芽が生える


神様に間違えられた ガソリン付きの鳥達が種を落としていく日々


雨が上がるころ 明日は粉々だろうと思う 


何かに溺れた種たちが 疲れ果てているのだから


国中の未来は おぼろげ 病的になっても 皆で飯を喰おう



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