ルーティン | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

一定に決められた 温度


オオカミのシッポは 悲しいけれども折れる


顔を洗い 帽子を被り ドアの向こうの 利き手を想像する


風のない 柔らかさばかりが漂う 花畑


みなしごの太陽 争うためだけに生まれる


埋められる勝利 ルーティン希望の動物達の世界


優しさの上に積もった コンクリートの花びら


皆 同じ形をして 都会のジャングルを 殺風景に物語る


ガソリンに酔わされた ハイエナの生き抜く術


額を割られた 月夜に飛ぶ 鳥の羽ばたく様


天空のテーブルは 水浸し


負かされたナイフは 闘うことを知らなかった馬


生まれることのなかった 絵画は基本的な種


放たれた弓矢は 俺の絵画に突き刺さり 漂う


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