ピザの生地の上に線路
夕暮れ色に染まった アンバランスの庭
俺は とても嫌いだった
俺は とても不安だった
転がるダビデ像に 絡まるサボテン
異空間に市松模様のタイル
バレリーナは 発狂する為に踊る
砕け散る人形は ピストルを喰べる
そして夜を飲み込む
鏡の中でも 俺は嘔吐を繰り返した
毎朝 ミニチュアなバスに連れ去られるから
空き地で 何度も殺される夢
空き地で 何度も逸れる夢
紙飛行機を追いかけて
ヴァイオリン弾きの 足の裏で泣いている
風に吹かれる 花びらを追いかけて
ヴァイオリン弾きの 革ジャンのポケットで待っている
裸の自転車 骨身をさらす骨
酒樽の中から 孤独を感じて Skaを聞く
凍る世界に 電子レンジを放り投げる
数年後には 変わり果てた姿
魚は ぴちぴち跳ねる
小人はコソコソ逃げる
アスピリンの向こう側へ
紅茶の向こう側へ
煙草の向こう側へ
行き先のない 旅に出て
ヴァイオリン弾きの 爪の中で死んでみる