キャベツの核 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

オマエは 花畑の中だけで女王


そして孤児


タトゥーと戦慄の隙間から


世界を旅して 歩いた犬


風の中を鉛筆が彷徨う 回路


水分の中をロケットが転がる 順路


眼がぐるぐる回る 地下道がぐるぐる回る


黒っぽい肉体から まだ見ぬ雨が降っている


キャベツの核の憤り 陽の出る街並み


夜明けの後は朝 


暖かなカーペットが凍る時


靴箱から 春が溢れ出す予感


一粒の涙を掲げて 通り過ぎる森


洗濯機から連なる いくつもの物語 




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