スイカ割り | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

月夜に映る 悲しい音色


ピカソを肴に 飯ばかりを食べていた


闇夜に光る 寂しい祈り


バッハをオモチャに 雲ばかりを眺めていた


夜風が走る 冷たいしらべ


ヘッセをネタに 嘘ばかりをついていた


机の上には 涙が流れる


布団の上には 唾液が垂れる


死んだはずの 子犬の夢を見ている


公園に埋められた 坊主


まっすぐ めがけて進む


嗅覚 頼りに進む


砂場の中だけの 四角いジャングル


二度と戻ってこれなくても良いのだからね


たのしいな スイカ割り


たのしいな スイカ割り


鉄格子の中から 思い出す 思い出は


鉄格子の中から 繰り返す 言葉は


たのしいな スイカ割り


たのしいな スイカ割り







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