無言の刀 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

無知の中で刀

息を潜めて死んでいく


無人の中に刀

息を殺して駆けていく


無意味の中の刀

腰に縛るイメージで


自分の屍を見る その時刻は

自分の屍を見る その時刻に


サルを従えて


夕暮れの中に消えていく


自分の屍を見る その日々は

自分の屍を見る その日々に


サルを従えて


川の流れ その速さに