白いブランコ | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

チョコレートの淵から 導師

コーヒー豆の横から 導師


聖者達が 流れてくる河

乾ききった水に

怒った心が 噴水を投げつける


俺は 白いブランコにまたがって

すこし前までしていた 夢の話を続けた


アスピリンのビンから 導師

タバコの灰の中から 導師


偉人達が 登ってくる山

冷めきった 感情が

裸の心を 温めて悲しくなる


俺は 白いブランコにまたがって

すこし前まで聞いていた おとぎ話に耳を傾けた