ブログネタ:タクシー、乗っていますか? 参加中


普段タクシーなんて贅沢な乗り物には乗りません。

ただ、どうしようもない極限の時だけはそうも言ってられません。



去年ミスチルのコンサート@長居競技場に行きました。

開演30分前に会場に着けるように友達と待ち合わせをし、

待ち合わせ時間にぴったり着くように家を出た。

電車を乗り換えて急行に乗り込み、しばらく開かない方の
ドアに寄りかかって、ミスチルを聴きながら数時間後に迫る
コンサートに思いをはせる事にした。



ミスチルは高校の時に友達に『cross road』を借りて好きになり、

ファンクラブに入ったものの活動休止になって退会、その後

行きたくともチケットが取れずでコンサートには行った事がなかった。



それでもずっと行ってみたかったので、今回チケットが取れて

行く事になり、心底楽しみにしていたのです。




ゆっくりと動き出した電車から見える景色を眺めていたら、

ふと、ある事が脳裏をよぎった。





チケット・・・・・





チケット忘れてきた!!!!






今更気づいたって電車は動きだしたばかりで15分は止まらない。

すぐにも引き返したい気持ちとは裏腹に、迷惑な事に電車は着実に

会場へ近づいていってくれています。


急いで引き返してもとうてい友達との待ち合わせに間に合わない

どころか、開演時間に間に合うかどうかもあやしい。



どうしよう、どうしよう?



とりあえず手っ取り早いのは、次の駅についてすぐ引き返す事だ!


友人にかなり遅れる旨を連絡すると、怒るわけでも呆れる訳でもなく、

どこかで時間つぶしておくね~と彼女。これ位器が大きくないと

私の友達をやってられないのかもしれない。



優しい彼女の言葉に感謝しながら、駅につくと私はすぐさま反対側の

ホームに向い、来た電車に乗り込んだ。



ご丁寧に特急の通過待ちなんてしながら、ようやく乗り換え駅に到着。

もはや各駅停車の電車を待ってる時間はない。


今こそ、タクシーを使う時!



タクシーに乗り込み、自宅を告げてハラハラしながら時計を見た。

チケットを取りに戻ってまた歩いて駅に行ってたんじゃ間に合わない。

自宅前に着き、タクシーの運転手さんに、


「一旦帰ってすぐ戻って来るので、また駅に行って貰えますか?」


と聞いてお金を払おうとすると、「信用してるのでお金は後でいいよ」
と言ってくれた。


急いで取りに戻り、また車に乗り込むと、私のただならぬ緊迫感が

伝わったのか運転手さんは行きよりはるかに急いで駅まで戻ってくれた。



こうして往復10分、金額にして千円ちょっとの贅沢タクシー乗車は
終了し、無事開演5分前に会場に着く事ができたのでした。



こんな事態のさなか不謹慎ではあるけれど、初めて1人で乗った

タクシーでの10分間は非常にセレブなひとときでありました。




またの非常事態までお楽しみに。