13年前、獣医師会雑誌に、遺伝性疾患のことを紹介した。
致死性の遺伝性疾患は、本当になくしてもらいたい。
遺伝子には勝てないんです。僕がイケメンじゃないのも遺伝子のせいですし、お酒飲んで朝まで騒げるのも遺伝子のおかげです。
ただ、遺伝子のせいで死ぬのは嫌です。
こうやってブログで情報を提供してくださるのはありがたいけど、飼い主さんはどれだけつらいか・・・・。
ウキウキで子犬を迎えて、かわいい時期をちょっと過ごしたら、何か症状が出て、そして死の宣告を受ける。
その間がわずか1年ちょっと。辛すぎるんですよ。
だからこそ、そういうのなくしたいってずっと思っています。でも、結局、できね~じゃん。って言われてます。
現在、ペットショップのアドバイザリーボードメンバーですけど、前回のミーティングで、この話も話をしてます。
このような情報を少しでも提供して、死んじゃうような交配をしないように啓発していきたいと思います。
結局できね~じゃん。って言われるだろうけど、言い続けるのもまた自分らしいと思っています。
めったに診ないって言われる遺伝性疾患。
ほんとにそうかなぁ?って思っています。
最後に、コタロー君のブログを紹介しておきます。
生体保証がないと、なんか死んでも責任取りません~~。
ってなるみたいですけど、防げる遺伝性疾患って、
瑕疵担保責任
ってやつはないんですかね?
知ってたら、防げますよ。
チワワでの発症は、日本でもあるんですよ。
繁殖のプロであれば知ってると思います。
そう考えたら、きちんと遺伝子の検査もやって病気を防ぐのもプロの仕事だと思います。(と、個人的には思っていますが、皆さんいかがでしょうか?)