雨が降りそうな朝。昨日、千葉の室井さんと福島の小松さんと三人で、炭暖炉で暖まりながら、夜九時過ぎまで旅のあれこれを話してしまいました。だから、朝がゆっくりの上に、雨の予報だし、二人は沈殿みたいだし、…だから…俺も行きたくないなあと思いながら出発準備。
二人は俺の横で優雅にコーヒーを飲み始めました。「あ~、俺もコーヒーを飲みながらゆっくりしたい。雨の中動きたくない」と思っていても、動かなければなりません。なぜならば、タイヤがもう限界ギリギリの所

まで来ているので、タイヤ交換が早くしたくて、出発せざるおえないのです。
いよいよ雨が降りだしました。着たくないカッパを着て、破裂しそうなタイヤの自転車にそっと乗って出発しました。二人に見送られながら…

そして、常呂町のサイクルショップいとうを目指します。網走湖の湖畔沿いにサイクリング専用道路があり、とても快適に走ることができました。しかし、タイヤが…
常呂町に近くなって自動車道に出ました。すると「今村さ~ん」と呼ぶ声。「あら~戸田さん。再び会えましたね~」と再開。戸田さんは名古屋の方で、7月5日に日高町に入る手前の海岸で、お会いした方です。2週間ぶりの再会で、喜び合いました。また、次も会いましょう、と短い再会でしたがここでお別れ。そして、常呂町のサイクルショップに到着です。店の前にドンと付けても、伊藤さんは気がつきません。何やら集中して仕事をしています。「こんにちは、もしかして釣りのルアーを作っているのですか~?」「もう少ししたらサケが始まるから準備。」と釣り道具の準備に余念がありません。
ところで私の自転車のタイヤは…「これが合う」と渡していただきました。「ありがたい。ここで、ないということになれば旅は続けられませんでした。」と感謝のお礼を言い、写真を撮って記念にします。伊藤さん。釣りが共通の趣味というのはわかったのですが、話しているうちに、サロマ100㎞マラソンに17回出場されている、とんでもないお方。お写真をご一緒に。





タイヤを購入して交換作業。





で完成。喜び爆発。伊藤さんありがとうございました。作業中もバッテリーの充電をしていただいたり、ゴミを処分していただいたり、と本当にお世話になりました。
それでは、全国のサイクリストの皆さ~ん!北海道、常呂町のサイクルショップいとうはいいですよ。ぜひ寄ってご主人のいとうさんと話してみましょう

本日、サロマ湖湖畔、キムアネップキャンプ場でGH泊とします。回りは誰もいません。貸しきり状態です。おやすみ~