本日、青森県最高峰「岩木山」登頂いたしました。朝から少しガスが掛かり、期待できない天気です。しかし、今日を逃すと益々悪くなりそうだったので、登ることにしました。ここも例外なく「熊出没意!」の看板。少しは慣れたものの、それでも怖い。熊鈴付けて、チャリベル鳴らし、時々ホイッスルを思いきって吹きます。熊さん怖さのお陰で、コースタイムの約3分の2程の速さでに登りました。頂上が近くなってくると、やはり雪渓が出てきます。最初は何でもなかったのですが、後半、急な登りで所々に穴も開いています。カチカチに凍った所もあって、「こりゃ、こけたら死ぬな」と思いながら慎重に登っていきました。途中、

白山コザクラ

?等の花が迎えてくれて「ホッ」としますが、まだまだ気が抜けません。8合目辺りでようやく雪渓も切れて、登山道になりました。回りはほとんど見えません。後30分と書いた看板に元気が出ます。そして頂上。「ヨッシャ、7座目!」しかし何も見えず。頂上にいた方と写真の取り合いをして

下山にかかります。2、3分降りた所で「待てよ。ここは岩木山。俺の大好きな🎵津軽平野🎶のあの岩木山じゃが!ここで歌わんで、どこで唄うの?」と自分を問い詰め頂上に戻って、唄ってしまったのでした。

下手な唄を聴いて頂き有難う御座いました。そして、もう一度下山です。10分ほど下った所の避難小屋で簡単に昼食を取りながら、雪渓の下山について再考します。もし滑ったら、確実に勢い良く数十メートル落ちて、死ぬか大ケガかになります。だったらルートを変えて、安全下山が良い方法ではないかと。軽アイゼンでも有れば、簡単に降りれたんですが、自転車旅の軽量化でリストに載りませんでした。ということで安全を第一に考え、ルートを別で降りることに。約1時間半で下の嶽温泉に到着。そこからロードを、6㎞ほど歩いたり、走ったりして、キャンプ場に無事着いたのでした。全行程7時間。7座目成功おめでとう。
ところで昨日の再会ブログ。全く書かずに写真だけだったので、段林君の事とキャンプ場の事について触れます。
段林君とは、6月8日、秋田県の象潟道の駅で会って、9日に別れた若者。7年も旅をしていると紹介しましたが、あの後、白神山地に入り、ウロウロしていたとの事、私は鳥海、秋田駒、岩手山の3座を登って北上していたのですが、その二人が青森県のバスの停留所で再会するとは。

二人で固い握手をして、お互い頑張ろうと別れたのでした。そして、海岸線を北上。

初めて観る、ハマナスの花に、感動しつつ岩木山麓の、桜林公園キャンプ場を目指します。ここは、相の沢キャンプ場で知り合った’世界のライダー’野村君が教えてくれたキャンプ場。5時過ぎに着いて、ヘトヘトな所で、一人先にテントを張っている方がおられ、「自由に張っていんでか?」「どこでもいいよ。無料。何も言う必要もない」と。近くに張らせてもらい、早速食事の準備。「こっちの火の近くさ来て、一緒にやっぺ。」とお誘いを受け、母ちゃんから送って貰っていた地鶏を「美味しいですよ~」と温めて、食べていただきました。「うめーなー」と喜んで貰ったのも束の間、その後は、山内さんのクーラーから色々出て来て、結局沢山頂いてしまったのでした。  山内さんと

山内さん手料理ホタテ1

ホタテ2

出来立てホタテ3

これが美味しいのなんのって、今まで食べたことのない貝柱の柔らかさと、旨味汁がジュワっと、口の中に拡がり何とも言えない至福のうまさ。「こんな美味いの初めてです。知りませんでした。」「もう一つくえっ」と大ホタテを2つもペロリと頂いてしまったのでした。ということで、弘前の山内さんと友達になり…今夜も一緒です。(^-^)    昨日撮った岩木山

🎵つがる~へいや~に~ゆきふ~るころはよ~かあちゃ~んやけによ~そわそ~わするね~っと🎵🎵♪