頚部の腺異形が今日もありました。

腺癌 腸型、体部標本でも同様の異形細胞を認めました。

核所見も構造所見も、明らかに悪性です。


先の AGC 相当とした細胞所見と対比して、違いが歴然です。

若者二嬢がこの細胞を、悪性!、としたので レビューができて、ヨクワカリマシタ合格、との事でした。


腺癌は予後が悪いんだよね(_ _。)


ては、帰ります晴れ
婦人科細胞診は、頚部から膣部が主要な対象です。

そして、HPV感染防止で情報の浸透(多分)がされている 扁平上皮癌 とその前癌病変といえる所見を見つける事が、第一目的です。

ただ、扁平上皮癌以外の組織型も発生します。

体部癌は腺癌が多いので、その娘が頚部側に落ちてくる事もありますが、原発・頚部に発生する腺癌もあります。


今回、他院でAGC(III)といわれ回ってきた症例。

頚管細胞が十分に採れている標本です。

少し炎症性背景
不規則配列、核の肥大は認めます
核形不整やクロマチン増量は認めません
有意な粘液の産生や増量は認めません
明らかな悪性所見は認めませんが、一部で楕円から紡錘形核を認め、チョット目が留まります。


他院と同じ判定、AGC-NOS を否定できませんが、ドチラカと言うと炎症性変化像を考えます。


組織診断が、気になります。

では、帰ります晴れ
卵巣腫瘍

画像では充実性、とのこと。

腹水貯溜で細胞診です。

中皮 か?
核異型の乏しい円柱上皮系細胞が球状様に見えます。

中皮 か?
核の遍在性は不充分な感じです、中心性も否定できません。

中皮 か?
細胞質周囲縁が明瞭です、細胞質はでも 泡沫様でもあります。

核異型やクロマチン所見が乏しい!

陰性を考えていますが、明日 レビューします。

では、帰ります晴れ