株価指数が、連日の史上最高値

いつまで上がるのだろう、そろそろバブルでは?

といういろいろな思惑あると思います。

靴磨きの少年の話などもありますが、

私が注目しているのが、聞いたこともない指標が出てこないかどうかです。

 

株価の割安、割高を知る目安としてPBR,PERなどがあります。こういったシンプルな指標でどう考えても割高になってくると、聞いたことない新たな指標が発明されます。

というのも、強気でまだ上がると説明しようとしても、

他人を説得できるだけのロジカルな説明ができなくなってくるからです。そこで発明されるのが新しい指標です。

平成バブルの時はQレシオがありました。

若い人は知らないと思いますが、PBRを少し改造した指標です。すなわち、会社の簿価を基準とするのがPBRですが、

会社が持っている有価証券(主には株)を簿価ではなく、時価評価してPBRと同等の産をするものがQレシオです。

当時株高だったので持ち株の評価額が高くなっており、

これを基準にするとまだまだ買える。

問うことで開発された指標です。自己実現型の指標になりますので、逆回転が始まるとあっという間に崩壊します。

最近はPEGレシオですね。PERが高くなりすぎてちょっと説明しにくいもんで、E(つまり利益)のところを将来の利益を皮算用するわけです。Gが成長率ですので、

結局、この会社はまだまだ成長余地があるのでPERなんて高くても大丈夫ですよという指標です。

ま、アメリカで生き残るIT企業とかにはあてはまったでしょうけど、その陰で何倍もの企業が退場していったわけで、結果論でしかないので要注意ですね。

こんな指標が出てきている時点でアメリカ株もそろそろかもしれません。

みなさまお気をつけください。